kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

課題曲2023 届く

 仕事を終え、コーチと今後の吹奏楽指導について語り合ってから帰宅。顧問は、何かと孤独なものですから指導協力をしてくださる方々と協力関係を密にすることは大事なことです。そういった体制をつくることも部活動の準備の1つで、巡りまわって子どもたちの音楽活動にも還元されると思います。

 帰宅後は、首を長くして待っていた課題曲2023の楽譜が届いておりました。これからスコアリーディングの日々が始まります。これは、静かにテンションが上がる。B♭Cla、Trp、Hr、Trbは3rdパートがなくても演奏できるように工夫されていますし、ダブルリードのパートもオプションになっているから本校吹奏楽部のような編成でも演奏ができそうです。

 良き友でありライバルである中学校教員からも「課題曲が届いた」と連絡がありました。「レトロ」が「テトリズムに似てる(笑)」とのコメント・・・(ありがたい褒め言葉として受け取っておきますが)。互いに課題曲大好き人間なので課題曲談義には花が咲きます。

 「レトロ」は解説に「1970年代後半からバブル崩壊期くらいまでのテイスト」で書かれているので「50代過ぎの皆様は懐かしく感じるでしょうし、多くの若者は『な何これダサい』と思うかもしれません」とあります。

 解説にあるバブル崩壊期後に生まれているのでカテゴリーとしては「若者」なのですが、むしろこの年代のPOPSは本当に大好きです。だから、テトリズムに似てるなんて言われてしまうのかもしれませんけどね。

 言うまでもないかもしれませんが、本校吹奏楽部は正式に課題曲Ⅲ「レトロ(天野正道 作曲)」を演奏します。しっかりとPOPSを勉強し直して真っ向勝負していきます。「ノリ」や「勢い」でごまかさないPOPSの神髄に迫っていきたいと思います。