kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

県央吹奏楽コンクール2023 中A、高A

 地元開催の吹奏楽コンクールも今日が最終日。そして、出演日です。学校での軽めの練習のあと、熱中症警戒アラートの出る中だったので車での移動を保護者の方が協力してくれました。ありがたいことです。たくさんの差し入れにも感謝です。

今年度の本校吹奏楽部の演奏曲目は以下の通りです。

課題曲Ⅲ レトロ(天野正道 作曲)

自由曲  ブラスロック組曲よりⅠⅡⅢ(金山徹 作曲、鎌田拓也 編曲)

 吹奏楽コンクールらしくないラインナップとなりましたが、本校吹奏楽部の良さが出せた本番になったと思います。細かいミスや技術的に間に合わなかった点も多々ありましたが、これらは秋冬のポピュラーステージ吹奏楽コンクールに向けて修正していきたいと思います。

 

 結果は「銀賞」でした。

 

 金賞をとって喜ばせてあげられなかったのは私の指導力不足です。昨年度の「辞退」という辛い現実を思えば、1~3年生のほぼフルメンバーで大舞台に立てたことは幸せなことです。素晴らしいソロを演奏した3年生であっても実は吹奏楽コンクールに出場するのが初めてという人のほうが多いのがうちのバンド。私もA編成で指揮を担当するのは初めてです。きっと今日の経験は今後のステージへのステップアップになると思います。

 全国的にもBからAに動いたバンドは去年、今年と一定数あると思います。そこで強く感じたのA部門のレベル高さです。難しい課題曲を演奏すること、それを上回る難易度の自由曲を演奏すること…。結果はともかくその吹奏楽の濃い渦の中に自分がいたことが幸せです。そして、中高生のエネルギーはやっぱりすごいです。言うまでもないことですが、海老名中の演奏は圧倒的で涙が出ました。まだ地区大会ということで伸びしろのある演奏でしたが、それでも生演奏が生徒と一緒に聴けたことは良かったです。

 卒業生やコーチ陣、他校の顧問、吹奏楽連盟の方々など多くの人にお会いできたのも嬉しいことでした。また地元開催ということで、あちこちから吹奏楽をやりに1000人以上の人が集まっていることも嬉しい。誘導や場内の補助役員の生徒さんは合同練習をした高校の生徒さんだったこともあり、心温まるムードの中で大会に参加することができました。コロナ禍で分散されていた地区内の絆が少し戻ったことも嬉しいことです。

 

今日の結果です。

1    座間市立東中学校       銀          
2    大和市立引地台中学校     銀          
3    大和市立南林間中学校     銀          
4    座間市立座間中学校      銅          
5    海老名市立有馬中学校     金    (代表)     
6    厚木市立厚木中学校      金    (代表)      
7    座間市立南中学校       銅          
8    海老名市立海老名中学校    金    (代表)      
9    大和市立光丘中学校      金    (代表)     
10    海老名市立柏ヶ谷中学校  銀          
11    厚木市立睦合中学校       銀          
12    海老名市立海西中学校      銅          
13    綾瀬市立綾瀬中学校          銀          
14    座間市立栗原中学校          金    (代表)      
15    大和市つきみ野中学校   金    (代表)