kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

注目のアルトサックス

この楽器がすごい!

アルトサックス ヤマハ YAS-875EX

 サックスと言えば、王道のメーカーが「セルマー」ですが、YAMAHAの上位モデルが今、熱いのです。日本一のクラシックサックス奏者である須川展也さん、佼成ウィンドのコンサートマスターの田中靖人さんなどもYAMAHAを使用しています。

 そんなYAMAHAサックスについてトークセッションが銀座で開催されました。その名も須川展也と開発担当者によるトークセッション ~スペシャルゲスト 本田雅人を迎えて~」です。

 サックス界を牽引されてきた須川展也先生と私が個人的に大好きな本田雅人先生のトークは大変興味深いものでした。そして、いつものことでしたが、本田さんのトークは面白いわけです。

アーカイブ配信はないとのことです・・・

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 セントラル楽器さんでは、ネックを金メッキ加工したものを特価で販売しています。実は先週、1本購入しました。自分ではサックスが吹けないので、然るべき人にしばらく吹いてもらいます。これは一種の投資です。

アルトサックス ヤマハ YAS-875EX C-limited | サックス,アルトサックス | セントラル楽器 オンラインショップ (central-gakki.jp)

 やはり特記すべきは、ピッチの安定感。セルマーほどの鳴りはないかもしれませんが、吹奏楽で使用するならば一生モノになる楽器に間違いありません。YAMAHA付属のマウスピースではなく、セルマーにすれば良いと思います。リガチャーセルマーやハリソンなどをカスタマイズすることをおすすめします。

指導者としてのスキル…

 さきほど、指導者研修会の打ち合わせを講師の先生と電話でしました😊

 

 なんとなくは予想していたけれど、すでにアプローチ方法が大きく異なります。課題曲や自由曲の各楽章にかけるの練習時間の考え方が、まるで違いました。1年生を巻き込んだ基礎合奏についても具体的なビジョンがありました。基礎と曲の連結。合奏の約束事。私にはないアイデア、発想、指導法の数々…

 

子どもたちに素晴らしい指導を受けさせてあげたい

 

 その想いは、当然あります。貴重な経験ができる場を設定すること自体、顧問としての仕事を果たしていることにはなります。ただ一方で、素晴らしい指導を目の当たりにすると、普段の指導でそれをしてあげられていない自分の指導者としての能力の低さを痛感してしまいます。打ち合わせだけでそれを痛感するのだから、きっと来週土曜日の指導者研修会は自分の未熟さを身をもって理解する日になると思います。

 指導者研修会は、私自身の吹奏楽指導者としてのスキルアップをする機会でもあるのです。私の吹奏楽指導者スキルは、まだまだです。素晴らしい先生に少しでも追いつけるように一生懸命に「吹奏楽」と向き合っていきたいと思います。子どもたちも日々の練習や吹奏楽に向き合っているのだから、負けるわけにはいきませんね。

顧問の大事な仕事 それは会計処理

 今年度の職員室の座席は、隣に音楽科の先生がいます。さらに正面には私が中学時代に3年間教わった音楽科の先生がいます。たまに音楽談義に花が咲くことがあります。それぞれ「専門」が異なるので、そこがまた面白いわけです。音楽を専門的にやろうとするとお金がかかるものです。でも最近、その状況がさらに悪化していると言わざるを得ません。

 昨今の社会情勢や円安の影響で色々なものが値上げされています。ガソリン代、安さが売りのお菓子、ペットボトル飲料など1ヶ月程の期間だけでも色々なものが値上がりしています。吹奏楽部に関わるものでも例外ではありません。まず、トラックや大型バスなど遠征に伴う費用が相次いで4月から値上げしています。また、楽器本体も大変なことになっています。

価格情報一覧のご案内 | 楽器のことなら野中貿易 (nonaka.com)

楽器がさらに高級品になっていく・・・。特に金管楽器のBachの値上げには驚いています。マウスピースも例外ではありません。

 

 今年度、相次ぐ値上げの情報が入っていたので部費を年間で2000円増額し、14000円としました。部員も増えたので、余裕を持って運営していけるかと思ったのですが、前期の概算はすでに赤字…。新譜を買う余裕も一切ないくらいです。吹奏楽部の家計のやりくりには、いつも頭を抱えております。何か手を打たなければ…。

そういえばA編成に出るんです。

 知り合いの吹奏楽関係者から「ブログの話題が『ジェネシス』ばっかりですねー」と指摘されてしまいました(笑)。今年度の課題曲でタイムリーなのと、単純に名曲であること、たった3分の曲でここまで奥が深い曲は滅多にありません。一応、私自身も作曲をかじっているのもあってすごくハマっております。毎朝、通勤時に車の中で流れているのも「ジェネシス」です。

 ブログでは報告していなかったかもしれませんが・・・今年度、本校吹奏楽部は吹奏楽コンクールにおいて大編成のA部門にエントリーします。先日、申し込み手続きも終えました。私自身も顧問として指揮者として初めてのA編成への挑戦となります。学校としても私が知る限りでは長い間、B編成にエントリーしていたと思います。

 A編成に出るということは課題曲を演奏することになります。言うまでもなく課題曲Ⅲの「ジェネシス」を選択。課題曲が発表されてから、わりとすぐに微塵の迷いもなく選択しました。楽譜を手に取って音を出してみても、その選択は間違っていなかったと感じています。ただ、今は自由曲を優先して練習していますが・・・。

 ちなみに10日後には、地区の指導者研修会を本校で企画しており、モデルバンドも務める予定です。素晴らしい講師の先生をお招きしているので、聴講する先生が増えると良いのですが…まだ全然集まってきておりません。特に若手の先生や経験の浅い先生、今は副顧問をされている先生なども大歓迎です。吹奏楽を一緒に学びませんか?

 

 吹奏楽を学ぶといえば先週開催されたのが「バンクリ」でした。本番もあったので参加できませんでしたが、その模様を「GOGO吹奏楽」が番外編として取り上げていました。2つ目の動画では作曲家の方も数名、登場されます。

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ジェネシスの凄さ 多方面から…

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 昨日、ブログでも紹介した洗足学園音楽大学の課題曲クリニックの動画ですが、公開から4日が経って1万回を超えています。注目度が高いことが伺えます。今日の段階での再生数をおおよその数で並べてみました。

 

課題曲Ⅰ  約1800回

課題曲Ⅱ  約5700回

課題曲Ⅲ 約10000回

課題曲Ⅳ  約2200回

課題曲Ⅴ  約1680回

 

 Ⅱのマーチは、取り上げやすさから単純に演奏団体が多いことが予想されますから、ある意味納得の再生回数です。でも、やっぱりⅢの注目度は、まさに桁違いです。これは課題曲をやるから・・・という枠にとどまらずに勉強として視聴したいという視聴者の行動の表れでしょう。また、奥が深いために私のように何度も再生して復習している人も多いことも原因の1つかもしれません。

 

 クリニック後半や伊藤康英先生の解説動画でも話題にでた「黄金分割」。これを計算して曲を書いたのがバルトークであることは作曲界では有名な話。この課題曲Ⅲの「ジェネシス」でも「黄金分割点」が然るべきところで来ているのが絶妙なポイントです(小節数、または拍数で計算)。

洗足のクリニック

2022年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲クリニック&課題曲全曲コンサート

■公演日 2022年5月8日(日)

■会場 洗足学園前田ホール

■主催 洗足学園音楽大学・大学院

■課題曲クリニック■

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中心は、やっぱり和声。

 だけど、打楽器にも触れていて「パーカッションはリズムの楽器ではなく和声の楽器」「ロールは和声の変わるところで使われる」などなど見落としがちな部分にもしっかりと言及しているのが印象的でした。私は今まで打楽器に和声を感じさせるような指導をしてこなかったので、この点は大いに反省です・・・。

 

 クリニック史上例を見ないやり取りが43分50秒あたりから始まります。ある意味のむちゃぶりを互いにしあう感じ。

伊藤先生:「英史さんに振ってもらおうという企み」

鈴木先生:「ずるいから康英さんもやってよ」

伊藤先生:「僕はもう指導したので・・・」

鈴木先生:「いやいや、この曲って色んな人が振ると全部違うようになってる」

鈴木先生:「3人やってみようよ  え!? 」

 

 なんと冒頭の中村先生に続いて日本を代表する作曲家である伊藤康英先生、鈴木英史先生の指揮を続けて視聴することができます。通す前に気を付けていきたい部分の支持の出し方も印象的でした。グリーンタイの演奏ですが、もちろん両氏による指揮によって全く違うカラーとなります。実に面白い。

 

 本当に勉強のしがいのあるジェネシスです。

 

課題曲全曲コンサートの公開も楽しみです。

指揮:秋山和慶(本学芸術監督)

演奏:洗足スペシャル・ウィンド・ワールド

春のブラスフェスティバル2022

 14日、15日と続けて横浜市にある「こどもの国」で「春のブラスフェスティバル2022」が開催されています。本校吹奏楽部は、14日に出演しました。荒天が予想されていましたが、傘を使ったのは朝の集合時だけ。現地について楽器の準備をするときは、曇っていて暑くもなく良かったです。

 4月23日の「青空コンサート」、25日の「校外活動」、そして今回の「春のブラスフェスティバル」といずれも天気が心配される中でしたが、結果的にすべて問題なし。「晴れ男」を名乗っても問題なさそうなくらいです。

 

 駐車場から楽器をおろして、リヤカーに積んで運ぶのが「こどもの国」のスタイルです。楽器置き場兼音出しの会場は「プール大屋根下」でした。ここでは出演団体が譲り合ってスペースを確保してウォーミングアップをします。共通の音出し会場は、ステージとは異なり他団体の最終チェックを間近で見ることができる場所でもあります。ちょうど横にいたのが、この日唯一の高校生の団体だったため勉強にもなりました。

 中学生と高校生のサウンドってやっぱり違うんですよね。高校生は先生の指導や強いリーダーシップがなくてもすべて自分たちで進めていました。生徒の主体的な取り組みには本来あるべきバンドの姿を感じました。潜在能力のあるバンドだったのでポップス奏法やアクセントの付け方を工夫すればさらにすごいバンドになると感じました。(ここのバンドではないけれど、6月はコンクールに向けて高校生バンドの指導の依頼も来ているので、そちらでも頑張っていきたいと思います。)

 本番のステージは「平成記念館屋根下」でした。お風呂場のような音響。大音量での演奏や打楽器を力任せにしてしまうとかえって下手に聴こえてしまう…そんな気がしました。本校吹奏楽部は、数名の卒業生(AWSの取り組み)も加えて以下の5曲を演奏しました。

 

ハイホー

糸(フリューゲルホルンソロ フューチャー)

学園天国

オーラリー

ルパン三世のテーマ

 

 学園天国では、1年生も鍵盤ハーモニカで演奏に加わってデビューを果たしました。オーラリーでは、ハンドベルに持ち替えて演奏に加わりました。担当楽器が決まってまだ1週間なので今回は工夫を凝らして鍵盤ハーモニカとハンドベルにしました。今の時期に1年生が初ステージを経験できることは、きっと今後に向けての財産になるでしょう。入学して1ケ月で電車に乗って横浜まで遠征に行くだけでもすごい経験です。他の参加校も1年生が参加しているところもありました。踊りで加わったりリコーダーで加わったり、うちと同じような作戦でした。

 団体受付では「はるばる遠いところからお疲れ様です。」の言葉をいただきました。9割が横浜市内の学校ですから、綾瀬市なんていうところからは・・・。あと、「先生の名前をどこかで見たことがあるのですが・・・。」少しは、吹奏楽界でも名前が売れてきたかな(笑)。補助役員は東海大相模の生徒さん。ステージ設営や会場を盛り上げてくれました。役員、補助役員の皆さんありがとうございました。

 

 今回、特に印象に残った団体は、十日市場中学校でした。横浜の中でも活発に活動してる素晴らしいバンドです。1曲目は「ジェネシス」。本校吹奏楽部が、楽器置き場で片づけているときに横で音だしをしていました。楽器を片付けたあとは客席で鑑賞。上手なバンドの演奏を生で聴けるのも部員にとっては良い経験です。学校で練習しているだけじゃ味わえない。

 演奏後は、こどもの国名物のソフトクリームを楽しみにしていましたが、未明に発生した停電の影響で牛乳がダメになってしまい販売中止に・・・。これは、また来年以降食べに来いということでしょうね。自動販売機のジュースで乾杯して遊んでから帰りました。帰りがけには素敵なメッセージが(^^♪

 

春のブラスフェスティバル2022

 

ジェネシスの打楽器

今日も課題曲Ⅲの「ジェネシス」についてです。

野中貿易さんが課題曲のワンポイントアドバイスYoutubeで公開しています。

監修・演奏:目黒 一則(国立音楽大学講師)

楽器ごとに具体的な小節数をあげて、どのような奏法が適しているか丁寧に動画解説しています。こういう動画は、ありがたいです。

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自分自身で演奏してみて、それを撮影して見比べるのも初心者にはよいかもしれませんね。

伊藤康英先生のチャンネルに注目

 伊藤康英先生のYoutubeが深すぎる・・・。

 

 初めて私が伊藤先生の名前を目にしたのは、吹奏楽のための抒情的「祭」の作曲者名としてでした。演奏したことはないけれど中学時代に何度もCDで聴きました。高校1年生になって吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」の「Ⅲ 祭り」を演奏してひたらすに感動しました。

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 日本が誇る作曲家、指揮者であり、楽曲分析のブレーン、そして教育者であるという側面もある、まさに第一人者です。その伊藤先生がご自身のYoutubeチャンネルで今年度の課題曲Ⅲ「ジェネシス(鈴木英史 作曲)」について解説されています。

 和声に注目が集まるジェネシスですが、あえて旋律に着目し「ほんとうはアウフタクトの曲ではなかろうか」という提言をしています。本編に入る前に日本や世界の名曲を譜例にあげながら、我々がよく知っている旋律もアウフタクトをとらえることでフレーズ感を持たせることに成功するのです。西洋音楽の作曲技法で書かれた曲であることから、西洋的な語感を意識することで流れが変わってくるのです。2つ目の後半の動画では中間部を取り上げていますが、私自身この部分の拍感はどこか浮いていたような気がしていましたが、伊藤康英先生の解説を聞いて腑に落ちました。洗足学園音楽大学では素晴らしいこんなに素晴らしい先生から教えてもらえるのか、と思うと音大も羨ましく思います。

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 「ジェネシス」といえばやっぱり和声がポイントです。なんと「第3回「ジェネシス」の和声から全曲の構成を読み解こう」も公開されています。36分のボリューム感。何度も視聴して勉強しようと思います。

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今週は天気悪いのか…

 GW明けです。今週は、週間天気によるとずっと雨模様。せめて、14日(土)のSBFの日は晴れてほしいものです。青空コンサート、校外学習と運よく天気に恵まれていたので今年度は天候としては順調にきています。今回も何とかなりますように。

 

 今日は日頃、お世話になっている楽器屋さんとアルトサックス新規購入の件について相談をしました。セルマーのサックスは、あまり国内に新品が入ってこないようです。サックスではないですが、金管関連のBachの値上げがすごい。ここにきて円安の影響もかなり出てきています。また、楽器が高級品になっていく・・・。

 

 さて、京都橘のブラスエキスポ2022の様子が相次いでアップロードされています。いつ見ても素晴らしい。

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