kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

次々とフレッシュな演奏

 全てではありませんが、中学生以下の部門のフレッシュな演奏を取り上げたいと思います。吹奏楽界の未来を担う若い世代を応援してける社会になってほしいと思います。


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 そして、全日本吹奏楽コンクールで銀賞を受賞したあの学校もエントリーしています。緊張感ある吹奏楽コンクールとは違った一面が見られることも素晴らしいことです。もちろん演奏内容もお見事です。個人的にはサビのジャンプがスクエアファンとして嬉しいところ。


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 小学生と中学生によるバンド。まさに小中一貫教育の吹奏楽バージョンです。


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 こちらは再生数の伸びが同チャンネル内でも高い金管バンドの動画となっています。


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「ユーフォ吹コン」に「綾吹」登場

『響け!ユーフォニアム』吹奏楽コンテスト

 中学生以下の部 に「綾瀬市立綾瀬中学校吹奏楽部」が登場しました。演奏曲は和泉宏隆作曲、鎌田拓也編曲の「オーメンズ・オブ・ラブ」です。ぜひぜひ多くの方々に視聴していただきく当ブログでも紹介させていただきます。

 


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 動画〆切の前日にホールでライヴレコーディングを行いました。ホールでの練習ならびにレコーディングに関しては教育委員会の方々にも多大なるお力添えをいただきました。ありがとうございました。

 演奏技術について申し上げれば、ピッチや場面転換のテンポのことなど未熟な点も多々あると思います。でも、中学生らしい爽やかなサウンドが曲にもマッチしているようにも手前味噌ながら感じます。私が指導をする綾吹では、常日頃よりポップスの演奏にこだわっています。それは派手な照明や演出ではなく、音の処理、音価、アクセント、アレンジなどの側面です。どこまで体現できているかといえば、これまた発展途上ではありますが、それらを高めていこうとする中学生の姿は、やはり眩しいものです。

 エントリーしている団体、演奏、個性なども多岐に渡る面白いコンテストです。結果はどうなるか未知数ではありますが、個人的には目指せ「最優秀賞」です。結果はともかく、ポプコンのときもそうでしたが動画配信の良さは普段聴く機会のない人の耳にもしかしたら本校吹奏楽部の演奏が届く可能性があることです。

 あなたの人生の3分弱をもしくれるならば、動画の再生ボタンを押してみてください。そして、シェアしてもいいと思う方は、色々な形でこの演奏を拡散していただければと思います。もちろん、温かいコメントがいただければそれも励みになります。ぜひとも応援をよろしくお願いいたします。

早くも2027年の課題曲情報

2027年度吹奏楽コンクール課題曲が決定 朝日作曲賞は姫野七弦さん 49年ぶり海外作曲家への委嘱作品も | 吹奏楽プラス

朝日作曲賞に姫野七弦さん 来年度の吹奏楽コン課題曲に:朝日新聞

 

以下の作品が2027年度の吹奏楽コンクールの課題曲となります

 

「ウインド・バンド・ネオン」 姫野七弦(なつる)さん 朝日作曲賞

行進曲「パルナッソス」 後藤元信 入選作品

 

「アルメリア」長生淳 委嘱作品

「Ascending the Snowcapped Peaks」ロバート・シェルドン 委嘱作品

 

姫野氏と後藤氏は交流のある同世代の作曲家です。

(Xでの後藤氏のポストを引用)

長年の友人である姫野君 と同時に受賞できたことも嬉しいですし、敬愛する作曲家の長生淳さん、数十年振りとなる海外作曲家のロバート・シェルドン氏の作品も楽しみです。

 

佼成ウインドの常任指揮者 大井先生もポストしています。(以下引用)

TKWO公演や「吹奏楽カフェ」の常連でもある姫野さん、そして先日カルッツかわさき公演で「おとのは」を演奏したばかりの後藤さんの作品が選ばれました。おめでとうございます!

 

 大井先生がおっしゃるように「かわさき吹奏楽まつり」でも後藤氏の曲が演奏されました。客席にもご本人がいらっしゃいました。「おとのは」は別のコンクールでも演奏され、出版予定であることもアナウンスされたばかりでした。


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次年度の課題曲は、Symnapseに縁のある作曲家ということでこちらにもリンクを貼っておきたいと思います。

Symnapse(シナプス) lit.link(リットリンク)

Symnapse - YouTube

Symnapseは若手音楽家によるグループである。2022年11月に開催した第1回作品展を皮切りに、吹奏楽経験と現代音楽への興味という共通項を持ったメンバーにより、新たな音楽の可能性の追求とその普及を目指した活動を行なっている。

 

新しいコンテストの時代

色々な意味で新しい吹奏楽文化をもたらしていると言われているのがこちら。

『響け!ユーフォニアム』吹奏楽コンテスト

【部門】

①中学生以下の部

②高校生の部

③大学生・社会人の部

 

 すでに5月末で応募は〆切られていますが、その模様が少しずつYoutubeチャンネルに投稿されています。まだ、本校吹奏楽部やAWS高校生バンドの演奏はアップロードされていないので公開されたら取り上げたいと思います。

 

公式チャンネルには、こちらからアクセスできます!

【ユーフォ】吹奏楽コンテスト - YouTube

 

早速ながら、勝手にライバル視している中学校のパフォーマンスに注目!


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 動画ではありますが、見ていて元気がもらえる演奏です。よくあるコンクール・コンテストと違ってギスギスした緊張感がなくハッピーな気持ちで鑑賞し合えるスタンスは新しい吹奏楽文化として素晴らしいものだと思います。

 

ほんわかした気持ちでいくつかの動画を見ていたら、とんでもないクオリティーの高校を発見しました。

 

浜松市立高等学校吹奏楽部

オーメンズ・オブ・ラヴ

使用しているのはウインズスコア版の楽譜ですね。


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 評価の観点も独特なので一概には言い切れませんが、現段階でアップロードされている演奏動画の中では演奏やパフォーマンス、撮影においても飛びぬけたクオリティーだと思われます。吹奏楽界では大変有名な高校の1つです。音楽の街である浜松には素晴らしいバンドが多数ありますが、こちらは唯一の市立の高校とのこと。

 

詳細が知りたい方は公式サイトのリンクからアクセスしてみてください。

Home | brass.hamaichi

 

 もうしばらく、新しいパフォーマンスが追加で公開されることと思いますので、吹奏楽ファンとして楽しみにしておきたいと思います。

作曲をするならまずは王道で

 作曲者として活動することもしばしばあるのですが、主に学校関係者に「どうやって曲を作るんですか?」と聞かれることがあります。素朴な質問や作曲してみたいという方々に参考なるかはわかりませんが、一例としてあげてみたいと思います。

 

1、まずテーマを先につくる

 これはモチーフということではなく、もっと大きな作品全体の世界観を指します。ピアノ曲にしたいとか歌モノだとか吹奏楽曲だとかそういう編成のこともそうですし、今回は短調で行きたいとか、ジャズにしたいとかそういう方向性を決めます。その方向性を定めていくことは作品のゴール(完成した姿)をイメージを強く持っておきます。

 

2、使いたいコードを決めていく

 ここから音楽的な話になりますが、楽典や和声のことについては本稿では省略します。なぜなら鼻歌であってもオリジナルのものを紡ぎだせば立派な作曲であり、その延長線のことを私もしているだけだからです。もちろん、良く響かせたいというときには理論的に裏付けされたことをしっかり踏襲した方がよいです。

 初心者は「王道コード」がおすすめです。私も中学2年生のときに作ったオリジナル曲は「王道コード」のみで作った曲です。いわゆる「カノンコード」と「4-5-3-6-2-5-1(王道進行)」の2つを組み合わせたものです。

 それをピアノでいうところの左手に演奏してもらいます。Aメロにカノンコード、Bメロに王道進行、サビにもう一度カノンコードを持ってこれば完成です。これで曲がほとんどできました。あとはこのコード進行をひたすらヘビーローテーションします。そして、メロディーを最後につけていくのです。まるでアドリブソロのように・・・。そうすればいくらでもメロディーが後付けで生まれます。

 

3、味付けがしたくなったらコードに+αする

 典型的なコードにはハズレはないのですが、ちょっとだけ色合いをかえたいときはスパイスを変えます。こういう動画が大好きです。解説見ながら耳で感じてほしいところです。こういう音楽の授業が学校で行われたら楽しいのに・・・(笑)


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 以上、私がやってきた初心者でもある程度のところまでいける方法でした。王道コードで作れたらぜひやってほしいのが、世の中の素敵な曲のコード進行を見てみるということです。意外と部分的に王道進行が使われていたりベースが保続されていたりすることに気づきます。分析していくと自分好みのコード進行が出てくると思います。そしたら、それを別のモノと組み合わせたり、エモい味付けをしたりしてください。そして、鼻歌ついでにメロディーをじゃんじゃん作ってみましょう。

 ただ、メロディーをつくるときは複雑にしすぎないほうがいいです。令和の曲は複雑すぎます。ベートーヴェンの第九にある「歓喜の歌」、スピリチュアルで有名な「聖者の行進」を見習ってください。これらの曲は5つの音、そして単純なリズムだけです。本当に素晴らしいメロディーは洗練されています。

 質問のお答え、さらには作曲入門の一助になれば幸いです。

台風6号に思う

 台風6号の影響を受けまして休校(臨時休業)になった学校も多いのではないでしょうか。本校もそのうちの1校です。ここで誤解されがちなのが「授業がなくなったから先生も休みなんでしょ」というもの。勤務は通常通りあります。むしろ、仕事が増えて大変になるケースもあります。今回の台風6号についてはSNS上などでも横浜市、川崎市、都内の某区の対応がいささか問題になっていることを夕方になって知りました。今の日本が抱える教育現場の問題、これから教員を目指す人向けに少しだけ現状を浮き彫りにしていきたいと思います。

 

 警報が出るような気象条件は休校(臨時休業)や時間を遅らせるなどの措置をとります。この基準は地方自治体によって異なりますし、少し調べると広すぎる自治体では学校判断になることもあるそうです。本校の場合、市で統一された見解が出されました。昨日のお昼過ぎの時点で配信アプリを通して保護者にも周知されています。

 昨今の情勢を鑑みると朝の登校時の荒天が予想されるならば前日判断は「正解」だと思います。朝6時、7時などの判断となると給食の準備や職員の出勤時間にも影響します。ひと昔前は連絡網を回すのに必死でした。最近では配信アプリが主流です。ただこれも登録していない家庭があるのが現状です。そうなると学校にお知らせいただいている連絡先に教職員が電話連絡し続けることになります。市の防災無線などでも情報は出ていますが、学校側としてはやはり伝えないといけないものです。

 この配信アプリも連絡網に比べると便利にはなりましたが、実際に今日の朝は回線が混んでいました。サービス元のサーバーに負荷がかかっていると思われます。当日の朝に判断する学校がある以上、回線が混むのは予想されることではあります。災害時に適切な情報のやりとりができるかは教育現場の課題の1つともいえます。

 

判断が遅れてしまう原因の一部

・気象情報と現場のリアル

 同じ降水量でも通学路の特徴、また生徒を取り巻く家庭の特徴などで差があります。警戒レベルがいくつになったら、休校と一元的に線引きをする難しさが地域によってはあるのかもしれません。

・授業日数の確保

 もちろん生徒の安心・安全とは天秤にかけてはいけないのですが、カツカツな授業日数の関係で休校にしてしまうと取り返すのが難しい場合もあるかもしれません。丸一日の休校ではなく、ぎりぎりまで情報を集めて3時間目から授業をする、午後から授業をするといった措置も選択肢の1つなのが現状です。オンライン授業を展開した学校もあると聞いています。コロナ禍で培われたノウハウが使われてる学校もあるということです。

 ちなみに私は本日、学校行事の応援の絡みで5時前には出勤していました。レインコートを着て完全防備。服装が違いすぎたせいで生徒も私だと気が付かない人もいました。私はこれまでにも台風、大雨、大雪などの時には地元に住んでいるということから早くに学校に来て色々と対応をしてきました。きっと教育委員会の方や管理職の先生も早くから色々と対応されていますので、特段自分だけということではありません。生徒の安心安全のために多くの職員が動いているのは素晴らしい職場だと今日も改めて思いました。

 コロナ禍という有事で浮き彫りになったのは学校が止まってしまうと保護者の仕事にも影響が大きく出てしまうことです。これは今回のような大雨でも同じです。

 ただ、一方で先生たちにも家族がいて、介護や育児に追われている人も多いです。「先生」とひとくくりにできないのが現状です。学校や幼稚園が休みでも保育園は休めないという記事も見ました。コロナ禍以降、保育園的なニーズが中学校であっても求められているようにも感じます。学校に対するニーズが高まっているのならば、やっぱり職員の絶対数を増やすしかないと思います。そうすれば、家庭があって動けない先生がいても互いにサポートしあえるのではないでしょうか。

解釈の差異を楽しむ課題曲

 2カ月半ほど当ブログの更新をしていませんでした。別のSNSの運用やAI活用の担当であることから、時間が割けなかっただけなのです。それぞれの運用にも慣れてきました。一定期間で余裕が出てきたので、本日6月1日より更新を再開します。

 

 巷ではコンクールの抽選等も終わって本格的なコンクールシーズンとなりました。本校吹奏楽部は、課題曲Ⅲ「あつまれおもちゃのマルチャ!」に挑戦しています。実は課題曲でマーチを選ぶのは初めてです。また、吹奏楽連盟から委嘱作品以外を選ぶのも初めてです。課題曲Ⅳが個人的には深掘りし放題なので大好きなのですが、本校吹奏楽部が演奏するイメージが全く湧きませんでした。サウンドとしても3番が本校吹奏楽部にはしっくりきています。

 3番を選んでからというもの、いくつかの課題曲クリニック等で解説される内容は自分としても、しっかりと気づくことができていた部分がありました。でも、課題曲の醍醐味は演奏団体や指揮者ごとの解釈がリアルタイムでぶつかるところにあります。同時期にかなりの団体が同じ曲を取り上げることは通常の吹奏楽曲ではありえないからです。吹奏楽コンクールそのものは、あまり好きではないのですが、こうやって子どもから大人まで同じ曲で楽しめる文化という意味では素晴らしい文化の1つと言えます。

 解釈の差異を楽しむという意味でとてもタイムリーな動画がYouTubeにアップロードされていました。私も一人の吹奏楽ファンとして「いつも」楽しみにしている時任先生の指揮による課題曲です。指揮も見やすいように編集されていますので、まずはご視聴ください。

 

演奏:川金アンサンブルリベルテ吹奏楽団

指揮:時任 康文


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 音楽の好みの問題で色々意見が分かれる部分はあるかと思いますが、私はそういうムーブメントを起こせる表現こそプロの業であると感じます。音楽の方向性、流れ、指揮者としての表現というものが私たちような一般の指揮者とは大きく異なる部分があります。

 つい昨日もプロの指揮者の業を間近で見てきました。こちらは吹奏楽でもないし、指揮者も別の方です。プロの凄さを見せつけられると(畏れ多くも)刺激を受けます。その計り知れない距離を感じつつも「自分だったらこうしてみたい」と思ったり、「そういう考えには至らなかった」と衝撃を受けたりと心が揺さぶられます。やっぱり指揮者はカッコいい。

2026年度 課題曲Ⅲの対談


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全日本吹奏楽コンクール「課題曲コンサート」

2026年3月2日(月)セシオン杉並 ホールより

 

 伊藤康英先生は、課題曲Ⅲ「あつまれ おもちゃのマルチャ!」の和音や和声について、スコアをよく読み込み、その変化や工夫を感じ取ることの重要性を解説しています。対談の中で言及された和音・和声に関する具体的なポイントは以下の通りです。

 4小節目2拍目の和音の工夫(オーギュメント) 本来はB♭7の和音でよいところを、あえて下のF(ファ)の音を半音上げてF#にし、オーギュメント(増三和音)にしています。

 伊藤先生は、アルトサックスやホルンなどの該当パートがあえてシャープを外して演奏する練習を提案しており、そうすることで「こんな和声を工夫しているんだな」と身をもって気づくことができると解説しています。

 練習番号Aの入り(E♭メジャーセブンス) 練習番号Aの部分が、E♭maj7という「ちょっとシャレた和音」で始まる点に触れ、その独特の響きを楽しむようアドバイスしています。

 練習番号Cにおける繰り返しの和音変化(ラのナチュラル) Cの冒頭と9小節目はメロディが全く同じですが、9小節目では和音が変化しています。伊藤先生は、スコアを読むヒントとしてA♮(ラのナチュラル)の音が出現していることに着目し、同じメロディであっても和音の変化をよく感じ取り、何らかの変化をつけて演奏することの大切さを語っています。

 トリオへの移行部の属七和音と独特な配置 トリオはA-dur(イ長調)で書かれており、A♭-dur(変イ長調)からA-durの属七(5度)の和音を経由して切り替わります。ここで伊藤先生は、チューバやトロンボーンがE♭やB♭を吹いている中、クラリネットセクションとファゴットだけがG(ソ)の音を吹いているという不思議な音の配置に注目しています。バランス良く配置するのではなく、あえてクラリネット等にGを吹かせることで、すでにそこからメロディが始まっているかのような効果を生んでいると分析しています。練習番号Jにおける突如とした転調(ナインスの和音) トリオが終わってJに入る際、突如として違う調性のナインス(9の和音・属和音)が鳴ることを指摘しています。

 これにより「途端に物語が転換する」「色彩がものすごく変わる」と表現し、この曲の非常にユニークな聴きどころであるとしています。また、これら以外にも、Dの2小節前(47小節目)で和音がAマイナーセブンス・フラット5(ハーフディミニッシュ)になることで、曲の構成がスーザ風からいわゆる「課題曲マーチ」の形式へと急激に展開していくこと(作曲者・伊藤士恩氏の解説)にも同意しつつ触れられています。

 総じて伊藤先生は、和音の変化に伴う臨時記号の役割や、ダイナミクス・色彩の急激な変化(スコアの風景)をよく読み解き、和音の進行を大きく捉えながら演奏してほしいとメッセージを送っています

オレンジの友情 Alumni Band(京都橘高校吹奏楽部121期卒業生26人)

 世界の情勢は不安定です。でも国際的に吹奏楽の分野で活躍しているバンドもいくつかあります。オレンジの友情 Alumni Band(京都橘高校吹奏楽部121期卒業生26人)もお見事です。ファンとしては見慣れたメンバーでほっこりする人もいるのではないでしょうか。マーチングバンドとしては小編成になりますが、トランペットがしっかりと存在感があるのが素晴らしい。

音楽で世界が少しでも平和になりますように


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秋山紀夫先生 お別れコンサート(追悼演奏会)【アーカイブ配信】

秋山紀夫先生 お別れコンサート(追悼演奏会)【アーカイブ配信】

 

 昨日の「お別れコンサート」がアーカイブ配信されました。秋山紀夫先生の追悼コンサートに日本各地、世界各地からたくさんの方々の想いが集いました。私は現地に足を運ぶこと、ライブ配信を視聴することが叶いませんでしたが、アーカイブ配信のおかげで一人の吹奏楽ファンとして想いを寄せることがことができます。私と同じような同志もたくさんいらっしゃることと思いますので、ぜひ視聴ください。改めて、秋山紀夫先生に深い哀悼の意を表します。そして、日本の吹奏楽文化をこれからも次の世代へと受け渡していきたいと思う次第でございます。

 

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以下、概要欄より一部引用

 吹奏楽界に多大な功績を残された指揮者・教育者、秋山紀夫先生のご逝去を受け、このたび「お別れコンサート」を開催する運びとなりました。  長年にわたり日本の吹奏楽の発展に尽力され、多くの音楽家や学生に影響を与え続けてこられた秋山先生への感謝と敬意を込め、ゆかりのある出演者・関係者による演奏をお届けいたします。

 本公演の模様は、会場にお越しいただけない皆さまにもご覧いただけるよう、YouTubeにてライブ配信を行います。秋山先生が愛された音楽とともに、その歩みを振り返り、想いを分かち合う時間となれば幸いです。 秋山紀夫先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。  

 

【電子パンフレット】 https://drive.google.com/file/d/1yskM...  

【配信日時】

2026年2月21日(土)

13:30 開場 「会場:RaiBocHall(市民会館おおみや)」

 

【演奏】

東京佼成ウインドオーケストラ有志

東京吹奏楽団有志

おおみや市民吹奏楽団

ファミリーウィンズ和

おおみや市民吹奏楽団HIBIKI

都内音楽大学学生有志

 

【指揮】

川本統脩

伊藤康英

武田晃  

 

【プログラム】  

庭の千草

アイルランド民謡

トランペット:葉 樹涵 キーボード:伊藤康英  

 

ミスター・ミュージック! ― 吹奏楽のためのコンサート・マーチ(1990)

A.リード   

 

枯葉

J.コスマ 編曲:A.リード   

 

桜満開超特急に乗る先生(先生、さくら急行に乗る)(2009)

R.W.スミス   

 

甘き死よ、来たれ

J.S.バッハ 編曲:M.ハインズレー   

 

円舞曲《若木の白樺》

E.M.ドレイジン 編曲:秋山紀夫 校訂:伊藤康英

 

長崎県スポーツ行進曲(1968/1969年10月26日正式初演)

秋山紀夫 改訂版編曲:秋山さやか 吹奏楽編曲:伊藤康英   

 

アルメニアン・ダンス パートI ― コンサートバンド/ウインドアンサンブルのための

A.リード   

 

コラール「過ぎし日への懐想」

保科 洋   

 

T.A.M.(トシオ・アキヤマ・マーチ)

A.リード   

 

76本のトロンボーン

M.ウィルソン 編曲:岩井直溥