今日は午後から毎年のルーティーンである吹奏楽発祥の地への参詣と師匠宅での新年会にお邪魔しました。横浜へGO!というわけです。先日の地元神社での初詣で「良縁祈願」の御守を入手しそびれたので今回はしっかりとゲットしてきました。「良縁祈願」と「恋愛成就」は異なると一般的には言われているのですが、吹奏楽発祥の地である妙香寺では合わせ技なのです。恋愛の御利益で有名な場所ではないのですが、吹奏楽発祥の地というところに意味がある。仮の話ですが、もし私が良い人と巡り会ってお付き合いし、結婚するとなると絶対に吹奏楽関係者な気がしています。そういえば10年くらい前に職員旅行で行った怪しい占いの館で占ってもらったときにも「音楽関係者がパートナー」と言われました。「それはどういった音楽に精通している人ですか?」と聞いたら怪しい占い師は「ピアノとか声楽とかそういったメジャーな類ではない」とよく分からないことを言っていました(笑)
吹奏楽発祥の地の後は指揮者としての師匠のお宅へ向かいました。マエストロとその奥様(私のピアノの先生)は、本当に良い方で温かく毎年迎えてくださいます。2024年の音楽活動を報告しながら色々とアドバイスをいただきました。師匠も今年で御年70歳になられるということです。うちの父親より年上ですが、めちゃくちゃ元気で好奇心に溢れていらっしゃいます。やりたいことが次から次へと湧いてくるような底知れぬエネルギーを感じます。一方で奥様(私に音楽の基礎を叩き込んでくれたピアノの先生)は、旦那様に対するリスペクトがあって理想の夫婦のようにいつも感じています。リスペクトの根底には指揮者と合唱団員という当初のお二人のご関係性もあってのことだと思います。マエストロの指揮はカッコいいので憧れを持つのも頷けます。歳の差があるからこそマエストロもどこか若々しくいられるのかもしれません。
8月のバンドクリニックの運営、この1月からの部活動とは別のユースバンドの組閣など地元の中学生の新たな経験の場を拵えることに師匠は素晴らしいと褒めてくださいました。そのうえで私の課題もしっかりと見抜いています。コンサートや事業1つとってしても「事務局」もやってのけてしまうところを指摘されました。若手の協力者(色々な先生)を巻き込み運営を任せるくらいのことをして、指揮者や指導に専念できるような体制をつくっていくことが「持続可能」な音楽教育になるとアドバイスを受けました。「一人でやりすぎなるな」と言うことです。
私が意気込んでいる「ユースバンド」も運営や指導はほぼほぼワンオペ状態です。また、本拠地である本校吹奏楽部についてもその多くの仕事をこの6年間一人で進めてきてしまった部分があります。副顧問の先生に負担をかけたくないという想いからそうしてきてしまったのですが、今のやり方だと人事異動があったときに組織が壊れてしまう・・・。周りをうまく巻き込みながら持続可能な音楽活動を地域につくることが2025年の私の仕事です。
やっぱり師匠とお話ができて良かったです。あと数日で吹奏楽部の2025年の活動がスタートします。頑張るぞい^^