kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

日本橋オペラのアイーダ(全曲)

 今日は日本橋オペラのアイーダを鑑賞しに行きました。指揮者の師匠からお誘いで特別な席でオペラを鑑賞することができました。今回はアイーダの全幕でしたのでボリュームとしても大満足のコンサートでした。金管五重奏、打楽器、ピアノによる室内楽伴奏だったので吹奏楽人間からしても興味深い構成のオペラでした。マエストロが用意してくださった席は、まさに勉強のための席だったのでチューバから1番近くでブレスやミュートの着脱動作まで分かる臨場感溢れるものでした。チューバ奏者も私が2年前から大好きな田村先生。生で田村先生のチューバを聴くのは初めてだったので、それも嬉しかったです。終演後にロビーで出演者とファンが触れ合えるようなっていました。コロナの扱いが変わったからこそです。もちろんマエストロと握手を交わしました。
 中学校の音楽の教科書にも掲載されているオペラ。音楽の先生ではないけれど、今日の経験を中学生にも話したいと思います。歌も伴奏もダンサーも良し。素晴らしいオペラでした。指揮者自身が編曲しているからこその総合芸術であると感じました。
 私自身、指揮も楽譜を書くのも最近忙しさに流されて何だか中途半端だったので、この土日でだいぶ刺激されました。プロの音楽に向かう姿勢、私も負けられません。来週は今年度初の吹奏楽部の本番です。まずは、そこに向けて準備です。
 実は毎年、バンクリに行けなくて吹奏楽指導者として罪悪感があったのですが、今年はそれを感じさせない充実度でした。