kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

県大会2022 中学の部

今日は中Bの県大会でした。これで中Aと合わせて3日間の中学の日程が終わりました。

神奈川県吹奏楽連盟 (kanasuiren.com)

 

中Aでは、海老名中学校

中Bでは、城山中学校

がそれぞれ金賞&朝日賞を受賞です。

 

県央地区から県1位がA、Bともに出るという快挙です。

しかも、どちらの学校も本校からわりと近いところにあります。

もちろん顧問の先生は、よーく知っています。

 

 本校がコンクールを辞退した際も、どちらの先生も大変気遣って声をかけてくださいました。そのような団体が素晴らしい演奏を披露して、評価されていることに嬉しく思います。第7波の影響を受けて練習ができなかったり参加できない生徒がいたりと、例年にない苦労がどこのバンドにもあります。それは、トップバンドも例外ではないと思います。素晴らしい演奏をされた生徒さんは、もちろんのこと先生方にも大きな拍手を送りたいと思います。

 

 最後に当ブログでも紹介している「GOGO吹奏楽 先生は黙ってて!」がダイジェスト動画を公開しました。復習にも使えるし、初めての方にもとっつきやすいまとめ方です。ダイジェストを見てから、それぞれの動画に飛ぶのもよし!

 皆様、ご活用ください。

youtu.be

文化庁の提言 2022年8月9日Ver

 今日は、中堅教員研修でした(中A県大会2日目なのに)。数年ぶり県立総合教育センター(通称:総教C)に行きました。コロナ禍で机上研修等が増えたので、しばらく足を運んでいませんでした。建物が新しくなってからは初めてでした。総教Cは、神奈川の公立教員(政令市を除く)ならば、年次研修等で何度も訪れる場所です。一般市民の方には馴染みのない施設かもしれませんね。

 さて、帰宅後にニュースを確認していたところ文化庁の提言が出されていました。今日、文化庁有識者会議が行われ、2025年度末までに公立中学校文化部の指導を地域に委ねるべきだとの提言が出されたのです。

文化部の活動指導も休日は地域で 公立中、25年度までに移行提言(共同通信) - Yahoo!ニュース

 第7回となる文化庁の検討会議。全日本吹奏楽連盟理事長の石津谷先生の検討委員としての資料も見ることができます。

文化部活動の地域移行に関する検討会議(第7回)議事次第・配布資料 | 文化庁 (bunka.go.jp)

93750901_07.pdf (bunka.go.jp) (石津谷先生の資料)

 運動部に足並みをそろえる関係で文化部もゴールが決まってしまった以上、現場としても指をくわえて静観しているだけとはいきません。合唱連盟(93750901_05.pdf (bunka.go.jp))のいうように「提言」を出すのは、いささか時期尚早のようにも思います。この流れが進めば、来年度から「移行期」に差し当たり先行する自治体などが出てくるでしょう。その様子を見て全国各地が動き出すことになると思います。

 

 現段階のことではありますが、私個人としては「兼業届」を出して吹奏楽指導に関わり続けようと考えています。本市でいえば、ある一定数は吹奏楽に関わりたいと思っている子どもたちがいます。その子たちに吹奏楽の楽しさを伝えていくのが、私は「仕事の1つ」だとも考えているからです。石津谷先生の意見にあるように本業の業務分担とうまく調整してくれるような職場になれば、それこそが「働き方改革」にもなると思います。

 その一方で、本市に関わらず私を必要としてくれる吹奏楽団体があれば、そちらでお仕事することも考えております。私なりの指導者協会会員としての責務でもあると考えています。課題は山積ですが、本市での地域移行の会議にも今後何度か出席予定なので先生にとっても子どもにとっても良い吹奏楽のカタチを模索していこうと思います。

県大会での熱演続く

 神奈川県の吹奏楽コンクールも日程が進んでおります。今日、明日で中Aの県大会です。もしかしたら、出場していたかもしれないコンクール…。来年こそは、中Aでの県大会を実現させたいと思っております。

 高Bや職場一般、大学などすでに終了しています。母校の高校(先日の地区大会ではステージ係で一緒にお仕事をしました。)が高Bの県大会で「金賞」を受賞していました。代表は逃したものの、こういうのは嬉しいものです。コロナ禍以前は、交流もしていたのでいずれまた交流したいですね。

 さて、曲を色々書くのが毎年夏の恒例作業です。猛暑だし、コロナ禍だし不要不急の外出を避けた場合、家でやることは作曲になります。今のうちに秋冬のレパートリーを書きあげていく必要があります。私自身、3作目となる打楽器アンサンブル曲が、8割くらい完成しました。いつものことながら手ごたえがあるようでないのが打楽器アンサンブルです。先行作品や打楽器そのものについての知識が乏しいのですが、3作目にして1番アンコンでよく聞く打楽器感が出たように思います。それでもかなり邪道かもしれませんけど。あとは小物打楽器を効果的に入れて雰囲気を出していきたいところです。

 

 先日の「とうきょう総文2022」の模様です。関東で披露される貴重な機会でもありました。コロナ禍でも京都橘は、やっぱり全国に誇る素晴らしいバンドです。

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こちらの記事を読むとさらなる魅力に触れることができます。

【マーチングバンド解体新書】華麗なステップで世界を魅了! オレンジの悪魔「京都橘高等学校吹奏楽部」 | マーチング専門メディア「マーチングナビ」 (marching-navi.jp)

ポケモンとアルヴァマー序曲

 Twitterでも話題になっていますが、ポケモン最新作の最新動画のBGMに「アルヴァマー序曲(J.バーンズ作曲)」が使用されています。

ポケモン公式ツイッターさんはTwitterを使っています: 「『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の最新映像が公開! パッケージ版の予約受け付けは、明日8月4日(木)からだよ。 新たな冒険の舞台「パルデア地方」に暮らす人々やポケモンとの出会いが、キミを待っているよ! https://t.co/tdDTMjTfpA #ポケモンSV https://t.co/YE0psY9Adk」 / Twitter

 制作プロジェクトチームの中に吹奏楽経験者がきっといるのでしょう。思いがけないところで吹奏楽の名曲を耳にしました。こういうPRがあると本編に吹奏楽曲が使われていなくても買いたくなってしまいますね。後半のテンポの速さは、日本版のアルヴァマー序曲を象徴していますね。

 個人的に思う「速いテンポで演奏しがちだけど、ちょっと遅めにやったほうが味が出るでる3曲」は以下のとおりです。

 

アルヴァマー序曲(J.バーンズ 作曲)

ジェネシス(鈴木英史 作曲)

宝島(和泉宏隆 作曲、真島俊夫 編曲)

 

吹奏楽ファンの皆様、いかがでしょうか。

再開の響き

 10日間ほどの活動停止期間は長く感じました。ようやく今日から吹奏楽部が再始動しました。まだフルメンバーではないけど、合奏をする喜びが十分に感じられる人数です。

 タイミングよくコンクールのジャッジペーパーも届きました。1年生が半分のバンドだし、A編成も初チャレンジでしたが自分たちが思うより健闘していたのかもしれません。コンクールそのものでいえば、残念な結果ですが本校の吹奏楽部は近い将来さらに化けることになると思います。今日のサウンドがそれを感じさせるものでした。

 

 目指すは、ポプコン東日本大会・・・。

夏の分も想いをぶつけていきたいです。

全国ポピュラーステージ吹奏楽コンクール|日本吹奏楽普及協会【公式】さんはTwitterを使っています: 「吹奏楽部の皆さん、コロナの影響で各種イベントの辞退や練習ができないなど悔しい思いをされているかと思います。我々吹奏楽普及協会は、本物のステージでの演奏をする喜びを味わって頂きたいという想いで運営させて頂いております。コロナに負けない吹奏楽で頑張って行きましょう!!」 / Twitter

7月終了=活動停止終了

 7月が終わります。明日から再始動。

 本校の職員はもちろん、他校の吹奏楽部顧問の先生からもエールをいただきました。うちのために色々と動いてくれている人たちもいます。困った時、大変な時はお互い様と言ってくれます。たくさんの優しさをありがとうございます。部員たちの吹奏楽部ですから、部員たちの声をもとに次の目標を決めて進んでいこうと思います。

県央吹奏楽コンクール2022 中B、高A

 今日は昨日に引き続き、コンクールの役員でした。ステージ係ということで出演者の補助をしていました。ステージに近いこともあって演奏を聴くこともできました。昨年度までずっと出場していた中Bを少し離れた位置から関わるのは新鮮でした。

 中Bは非常に厳しい競争率の大会です。いわゆるダメ金と呼ばれる学校のレベルも高いように感じました。高Aはどっちもレベルが高く、県大会でも通用する素晴らしいものでした。役員の先生方も、こういった高校生の演奏を中学生に聴かせてあげたいねと多くの人が発言されていました。

 私の中の2022年の吹奏楽コンクールは、これにてひと段落。やっぱり指揮台に立って子どもたちと練習の成果を発揮したかったなぁと思ってしまいます。部活の地域移行が進めば今の立場でなくなります。あと何回、演奏できる機会が自分には残っているのでしょうか。意外と少ないのかもしれません。

 今日の結果は以下の通りです。


1 大和市立渋谷中学校 銅
2 厚木市立相川中学校 銀
3 愛川町立愛川中原中学校 銅
4 愛川町立愛川東中学校 銅
5 厚木市立小鮎中学校 銀
6 綾瀬市立城山中学校 金 代表
7 厚木市立荻野中学校 金
8 大和市立鶴間中学校 銀
9 座間市立栗原中学校 金
10 厚木市立南毛利中学校 銀
11 厚木市立森の里中学校 銀
12 綾瀬市立春日台中学校 銅
13 厚木市立林中学校 銀
14 座間市立座間中学校 銀
15 厚木市立依知中学校 銀
16 厚木市立玉川中学校 銅
17 厚木市立睦合東中学校 銅
18 大和市立下福田中学校 金
19 綾瀬市立北の台中学校 銅
20 大和市立引地台中学校 金
21 大和市立上和田中学校 銅
22 厚木市立東名中学校 銀
23 座間市立西中学校 金
24 愛川町立愛川中学校 銅
25 海老名市立今泉中学校 金 代表
26 厚木市立藤塚中学校 金 代表

 

高A

1県立厚木高校 金 

2県立座間高校 金 代表

県央吹奏楽コンクール2022 中A、高B

 本当だったら今日は出演日でしたが、出場辞退のため裏方の役員に回ることにしました。吹奏楽連盟にはお世話になっているし、ここで吹奏楽から逃げては行けないと思って自ら手を挙げて役員に名乗り出ました。ちょうど初日が人手不足なのは知っていましたし・・・。

 実は、吹奏楽連盟の理事を退いてから役員をちゃんとやったことがなく久々の当番でもありました。さすが吹連の事務局長は、よく分かっていて私を受付・販売のチーフに…。ちょっと前に私の担当だった部署なのです。

 仕事は大忙しでしたが、中Aのステージの雰囲気を改めて感じることができて来年度に向けての参考になりました。明日も役員をやります。明日はステージ係としてプレイヤーに寄り添ったお仕事をしたいと思います。

 

1    大和市つきみ野中学校   金    代表      
2    大和市立大和中学校        銅          
3    大和市立南林間中学校    銀          
4    厚木市立厚木中学校    金    代表     
5    厚木市立睦合中学校    銀          
6    座間市立東中学校    銅          
7    海老名市立有馬中学校    金    代表  
8    綾瀬市立綾瀬中学校    出場辞退          
9    座間市立南中学校    出場辞退          
10    海老名市立海老名中学校    金   代表      
11    海老名市立海西中学校    銅          
12    大和市立光丘中学校    金    代表 
13    海老名市立柏ヶ谷中学校    金    代表

1    柏木学園高等学校    銀          
2    県立大和南高等学校    金          
3    県立大和西高等学校    銀          
4    県立海老名高等学校    金    代表     
5    県立厚木清南高等学校    銅          
6    県立厚木東高等学校    金    代表      
7    県立厚木西高等学校    銀          
8    県立綾瀬西高等学校    銅          
9    県立有馬高等学校    金          
10    県立大和高等学校    金    代表     
11    県立座間総合高等学校    銀          
12    県立厚木北高等学校    銅          
13    聖セシリア女子高等学校    金    代表      

ご報告

 遅くなりましたが、応援してくださる方々へのご報告です。

 7月21日から7月31日までの間、吹奏楽部の活動を停止することになりました。理由は新型コロナウイルスの第七波の影響です。したがって7月27日に出場を予定していた吹奏楽コンクールの支部大会を「辞退」します。昨日、正式に辞退届が受理されました。吹奏楽部がクラスターとして認定されたとかそういう話ではありませんし、元気な生徒の方がもちろん多い状況です。
 だからこそ、ここまで頑張って取り組んできた生徒のことを想うと張り裂ける想いですが、コンクール直前となると合奏練習が中心となるため無理をして活動するリスクを避けました。他の部活動のように試合に出る選手(部員)だけ絞って練習することや本番に臨むことができないのが、吹奏楽部です。特に今年度の本校は、全員がコンクールメンバー(いわゆるレギュラー)です。顧問、指導協力者、管理職、市教委にも相談をして決定しました。特に3年生には、つらい想いをさせてしまい主顧問として責任を感じるところでもあります。終業式の日は、ガイドラインの関係で休みにしていたので、この決定を下してからまだ吹奏楽部としては集まっていません。
 吹奏楽連盟ともの連絡を重ね、動画を審査員に視聴してもらうことに決まりました。審査対象外とはなりますが、せめてもの対応です。トラックやバスなど遠征に関わるもののキャンセル、チケットの返金対応などの事務手続きに数日間、追われていましたが早めに決定したこともあり経済的な面では余計な負担をかけることなく済んでいます。
 1番の損失は、ステージ演奏という子どもたちの「成長の場」が奪われたことです。3年生は、1年生にも経験を積んでほしいという想いがあって今年度初となるA編成にエントリーしました。私自身も指揮者として初のA編成だったので吹奏楽部としてもチャレンジとなるステージでした。試行錯誤しながら自分たちの新しいサウンドが形作られてきていただけに残念です。8月から再スタート予定です。まずは、このような事態になったことを部員に謝るところから始めたいと思います。
 正直、申し上げれば私自身も珍しく落ち込む数日間でした。今も完全に立ち直ったわけではありません。「コンクールがすべてではない」「次の本番ある」と分かりつつも、吹奏楽コンクールがあちこちで開催される中で自分たちが出演しないというのはやるせない気持ちになります。この時期に指揮台に立つことなく、別のことをしている自分にも違和感を覚えます。ずっと落ち込んでいるわけにも行かないので元々予定していた川崎の吹奏楽コンクールに出かけました。午後の数団体を客席で鑑賞しました。少しだけですが、この夏に関わった中学校のコンクールでもありました。課題曲の演奏が、本当に見事で涙が溢れてきました。本当ならば、うちの学校もステージで演奏して同じように拍手をもらうはずだったわけです。中には、ジェネシスを演奏する学校もあります。うちの「ジェネシスだって決して劣らない演奏ができるのに・・・」と重ね合わせてしまいます。

 結果は、さきほど吹奏楽連盟のホームページで拝見しました。応援していた学校は好演していただけあって「金賞」でした。そして、代表にも選ばれて県大会に出場します。コロナ禍でもしっかりと成果を残せていることは素晴らしいことです。大きな拍手を送りたいと思います。中Aの県大会で会えたらいいなと思っていたので、それが実現しないのは残念ですが、少しでも関わりのある学校が素晴らしい演奏をしてくれることが、心に空いた穴を少し埋めてくれるような気がします。

 8月から、子どもたちにかけがえのない経験をさせてあげられるような吹奏楽部をまた一から作っていきたいと思います。コロナに負けずやっていきたいと思いますので引き続きよろしくお願いいたします。

ここからギアアップ

 三者面談が終了。担任としての責務は果たせたと思っています。保護者の皆様とお話できて、良い関係を築く一歩になったと思います。「共育」の意識で子どもに接することで中学生は成長します。学年代表としては他のクラスの様子も聞きながら若手の先生にアドバイスをするということもしています。まだ自分も「若手のつもり」ではあるのですが…。

 この期間は、某マンガの「多重影分身を術」を使いたくなる時期でした。学級担任と部活動の主顧問という両方の職務はどっちも疎かにできないものです。面談の間にセクション練習をするという我ながらハードなことをしていましたが、そうでもしないと吹奏楽に向き合えません。顧問という仕事も実務は1人でこなしていますから、会計やら連盟とのやり取りやら、市内の調整役やら激務です・・・。今年は、中文連理事長までついてきています。部活の事務作業も「分身」にやらせたいくらいです。教職員同士にもっと余裕があって「分業」できれば良いのですが、現状そういうわけにはいきません。

 でも、面談が終了したので私自身もコンクールモードに入れます^^

よろしくお願いします。