kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

新マウスピースお披露目

 今日は、朝マックをしてから文化会館入りしました。前任校であり母校吹奏楽定期演奏会でした。第2部でOB、OGがステージに乗れるので卒業生枠で演奏に参加しました。いつまでOB面してるんだが・・・と自分でも思いますが、指揮の先生からのお誘いでしたので演奏で参加しました。高校生だけでなく、大学生、専門学生も数名参加していました。この辺りの代は私の教え子世代でもあります。年に一度の定期演奏会で教え子に何人かに会えて良かったです。お昼は、そのあたりのメンバーで会場近くのラーメン屋へ。
 本番の方も中学生らしい等身大の演奏会でした。3年生が3人しかいないということで一時は吹奏楽部の存続も心配されましたが、今では部員数も増えてきて楽しそうに活動しています。本校吹奏楽部の部員も鑑賞しました。部員同士も交流があります。こうした吹奏楽の縁も大事にしてほしいものです。
 個人的にはマウスピースを昨年新調(Brass Lab. MOMO TUBASSADORS Model)してから臨む最初の本番でした。昨日、今日とわりと楽器を吹いている時間が(私としては)長いわけですが、私の中でかなりフィットしてきました。普段は全く吹いていないので楽器本体も含めて宝の持ち腐れ状態です。このマウスピース、元々はF管設計ではありますが、私のようにミラフォンのB管でも使えます。コンパクトさが特徴ではありますが、わりとしっかりと吹き込むことで芯のある響きになります。以前もブログで書きましたが、私自身はミラフォンのマウスピースを金メッキ加工して長く使っていました。このマウスピースは、とても鳴りやすい代わりに息を一定以上に吹き込むと裏返りやすいと言いますか、コントロールしにくいところがありました。バンバン吹くタイプの人には、もう少し受け皿(カップの深さというわけではなく・・・)が深い方が安心してフォルテを出せるわけです。新しいマウスピースの方もオプションで全体金メッキにしているので音の輪郭はクリアになります。でも、フォルテをしっかりと受け止めてくれるから有難いわけです。身体が成長途中の中高生からすると、もしかしたら費用対効果は感じにくいかもしれませんけどね。ある程度、チューバと仲良くなってから試すことをオススメします。
 客席で音がどう聴こえたかは分かりませんが、本校吹奏楽部の生徒はどう感じたのでしょうか。チューバの音、分かるだろうか・・・。年に数回は本気で演奏している姿を見せるのも悪くはないはず。私は演奏活動はしていないタイプの吹奏楽指導者ですが、まだまだその辺の中高生には負けないつもりです。そうでなければ、高校からチューバのレッスンで呼ばれないわけで…。3月はあと数回吹くし、9月にはセルフプロデュースのアンサンブル公演もあります。細々と演奏もやっていきますので、応援よろしくお願いします。