関西をはじめ全国の吹奏楽界で、すでに話題になっていることですが、関西吹奏楽コンクールに出場予定であった「大阪府立淀川工科高等学校」が「出場辞退」されています。淀川工科といえば、前全日本吹奏楽連盟理事長の丸谷先生が名誉顧問をされている学校です。全国大会でも最多金賞を受賞している名実ともに全国トップレベルのバンドです。辞退の理由は公にされていませんが、吹奏楽界においては一大ニュースとなっています。
演奏を楽しみにしていた多くの吹奏楽ファンにとって残念なお知らせではありますが、1番残念に思っているのは部員の皆さんだと思います。その心中を思うとこちらも締め付けられる思いですが、どんな形であれまた淀川工科の演奏が聴ける日を楽しみに待ちたいと思います。
また、東海大会などもホールでの実演から音源審査への移行が決まるなどコロナ禍での子どもの演奏機会が奪われている現状です。コンクールを実施してあげたいと準備してきた吹奏楽連盟にとっても苦渋の決断だったと思われます。まだまだコロナ禍で吹奏楽を続けるには厳しい状況と言わざるを得ません。
なんだか、暗いニュースだけだと終わりが良くないので昨日も推した2校のホームページのリンクを貼っておきたいと思います。私立高校ということもありますが、これまたクオリティの高いこと・・・。公式SNSや学校のリンクなどもしっかりと貼ってあり、演奏以外の面を詳しく知ることができます。バンドのことを詳しく知って、演奏も聴いてともっと好きになるという好循環を生み出すことは、もはや目指すべきモデルの1つだと思います。
本校のような公立の中学校ともなると制約が厳しく真似ができないのが残念です。
(現状:部活動だよりをPDFで配付できるようになっただけでも前進です・・・。)