一昨日のアンコンで演奏した「マーヴェリック・マトリックス」が夢の中で流れていてハッとして目が覚めました。でも、その音は金管5重奏の音ではなくサックス3重奏、または4重奏でした。サックス特有の起動力や音圧からしてサックスアンサンブル版を作ってみても新しい良さが出てくるかもしれません。不思議な天から啓示のような感覚です。そろそろ「ロスト・シャングリラ」のシリーズも終わりかもしれません。
アンコン会場でも「また先生、新しい曲かいたんですね」「さすが自作曲で臨む学校!」「バルトークのアレンジも奏者の個性が反映されている」「メンバーに合わせて書くっていう裏ワザの団体」「そういえば、国語の先生でしたね」と色々な吹奏楽関係者から声をかけられました。ただ、最近は本当に忙しさを理由に作編曲作業が進んでおりません…。一時的に新規の依頼も断っています。年明けから依頼受け付けます。頭の中に構想があるのですが、単純に作業する時間が取れていません。そういえば国語の先生だったので、ひとまず国語の期末テストを仕上げます・・・。
まだ、S部門が残っていますが日本管楽合奏コンテスト全国大会も進んでいます。
高A
中A
高B
中B
小学生
個人的に推している「聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校」が高Aで「最優秀賞」だったことが嬉しいです。東関東吹奏楽コンクールでは、いわゆる「ダメ金」で上位大会に進むことができなかったわけですが、日本管楽合奏コンテストではしっかりと評価されたわけです。
高Bに出ている「神奈川県立厚木高等学校」もそうです(この学校もめちゃくちゃ大好きなサウンドです)。吹奏楽コンクールでは、県央大会で終わってしまっているバンドですが、日本管楽合奏コンテスト、日本学校合奏コンクール、SJ&Pコンテストなどは「全国大会常連校」と言っても過言ではありません。音楽の審査という世界では残念ながらこういうことが起きてしまうのが現実です。評価の基準、審査員、会場が違えば「結果」はコロリと変わってしまいます。そういう厳しさは百も承知ですが、それで子どもを始めるとする部活動関係者が必要以上に落ち込んでしまうのは何だかつらいものがあります・・・。だからこそ、この2校には心からの祝福を伝えたいです。
この連休中には、最も推している「京都橘高等学校吹奏楽部」の素晴らしいパフォーマンスもお披露目されています。場所や明るさの関係でしょうか。オレンジがよく映える。どれだけ練習したらこのような素晴らしいステージが作れるのでしょうか。