「One Day More」を夜に聴く・・・。
日本語訳の歌詞でいうところの「今日も1日を生き延びた 終わることなき罪よ」が自分の心にずっしりと響きます。ジャンバルジャンの視点で聴くも良し、エポニーヌの視点で切なく聴くのも良し・・・夜に聴くことで曲の素晴らしさが引き立つようにも感じます。1日の終わりにこれを聴いてから翌朝は自分自身を奮い立たせます。マリウスたちののように戦場に行くわけではありませんが、鼓舞するのにぴったりなのが「民衆の歌」です。
「Do you hear the people sing」を朝に聴く・・・。
日本語訳の歌詞でいうところの
「列に入れよ われらの味方に 砦の向うに憧れの世界」には勇気づけられます。なんとなく自分は一人ではないと力が湧いてくるような・・・。ちなみにこのシーンの少し後に「French revolution」というセリフがあったような気がしています。フランスが舞台なのに思いっきり英語なのが面白いところです(笑)
レミゼは日本語訳も大変素晴らしいのですが、個人的には英語のまま聴く方が好きです。実はこの曲に限らず、英語を聞き流すように普段から意識をしています。国語の先生をやっていて音楽が好きな人間ではありますが、ここ数年、英語ができるようになりたいと密かに思っています。本格的に勉強しているわけではないけれど、まずは英語を耳に入れてだいたいに意味が分かるようになれたらいいなと・・・。先日の米国大統領選挙期間の演説は少し聞き取れました。今時はAIを使えば翻訳そのものは簡単にできるようになりましたが、言語はニュアンスが難しい。
自分が作った曲の英題を考えるのも実はひと苦労なのです。前任校のときは同僚の英語の先生や外国人講師の方にアドバイスをもらうこともありました。その英語の先生は昇進されて今は教頭先生をされていますが「英語ができるようになりたいんですよねー」と言ったら「外国人の彼女を作ればできるようになりますよ」と返って来ました。真面目なタイプの先生だったので意外な返答でしたが、非常に的を得た切り替えしだと思います。ちなみに今年作ったアンサンブルの新曲は邦題がなく英題のみでした。ニュアンスの部分でしっくりとくる表現がなかったので、英語が堪能な本校吹奏楽部のコーチに相談して決めていきました。うちも父親は英語ができたはずなのに姉も含めて子どもたちは受け継ぎませんでした。自分のペースでボチボチやっていきます。
明日は英語の期末テストがあります。リスニングテストがあるわけですが、中学生以上に私の集中力が高まっていることが予想されます(笑)