kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

オケメガ

 母校定期演奏会出演の後は急いで池袋の東京芸術劇場に向かいました。昨年は配信で視聴しましたが今年は会場で聴きたい強く思っていました。これで3月のノルマ達成。

第253回芸劇シリーズ ミライト・ワン クラシック・スペシャル | 日本フィルハーモニー交響楽団 (japanphil.or.jp)

指揮:鈴木織衛

プログラムは以下の通り

スーザ:星条旗よ永遠なれ
マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》より間奏曲
ホルスト組曲《惑星》より「木星

<日本フィル feat. SUPER BRASS STARS>
中川英二郎中川幸太郎編曲):12 Colors
B.コンティ(エリック・ミヤシロ編曲):Gonna Fly Now(ロッキーのテーマ)[Solo: エリック・ミヤシロ
ウィリス/マッケイ/ホワイト(エリック・ミヤシロ編曲):September[with 日本フィルメンバー]
本田雅人(中川就登編曲):MEGALITH[Solo: 本田雅人
中川英二郎中川幸太郎編曲):Trisense[Solo: 中川英二郎
和泉宏隆エリック・ミヤシロ編曲):宝島

 

 吹奏楽ファンにもオーケストラを親しんでほしいというコンセプトの選曲でした。1階席の前から5列目でしたから指揮者の息づかいがわかる位置でした。オケの演奏会ですが、1曲1曲が短いのでクラシック初心者にとってもとっつきやすいコンサートでした。指揮者自身のトークというのも親しみやすさの1つのポイントです。トランペットの首席はこの前の佼成ウインドの課題曲コンサートにも出ていましたね。

 

 そして、第2部。SBSの登場から感動。本物を初めて見ました。それだけで感動。20mくらい先に憧れのプレイヤーがいるわけです。3人とも私の中では神の領域ですが、特に本田雅人さんはカッコいい。YAS-875EXも輝いていました。どんなネジを使っているのだろうか・・・。マイクを通して演奏した曲もありましたが、生音もしっかりと感じられる距離感。卓越した技術とそこから紡ぎだされる表現は言葉にできません。感動を言葉にして残したいのだが、それができない文才のなさを痛感しております。本田雅人さんはいつも通りトークも面白く何度も会場が笑いに包まれました。

 本日のお目当ては「MEGALITH」のオケ版。これを「オケメガ」といいます。従来の「MEGALITH」とも全然違う世界観です。アレンジは中川就登さん(About – 中川就登 | ShutoNakagawa Official Website)によるもの。Trbの中川英二郎から見たら甥にあたる方です。24歳で名曲をさらに昇華させるアレンジをやってのける才能にもブラボーです。さすが、中川一族。

 「メガリスショック」という言葉、ご存知でしょうか。

NEW-S - Wikipedia 

 そんな「MEGALITH」が発表されたのが1991年。「NEW-S」がリリースされたのは1991年の3月21日ですから、私が生まれて18日後の出来事です。ぎりぎりこの世に存在していましたが、リアルタイムで「メガリスショック」を体験したわけではありません。だから今日は、私の中で「メガリスショック2024」「令和のメガリスショック」という位置づけです(笑)

 昨日、Xでポストしたらご本人様が同意してくれる奇跡・・・。何かと教育業界ではトラブルの元としてSNSが悪者扱いされがちですが、こんなSNSの素晴らしいところもあるのです。たった一言だけれど幸せモードになれました。一生忘れません。

 

SNSでつながる時代