全国大会出場決定ということでたくさん人からお祝いの言葉をいただきました。結果から言えば東日本大会に出た学校が全部、全国大会に進めたわけですが・・・。それでも学校や地域、市をあげて喜んでもらえる活動ができたことは吹奏楽部として良かったと思っています。
高2年生の代の子から「先生が2年前に言っていたことが本当になりましたね」とメッセージをもらいました。今の高2の代は私が着任したときの中3です。異動したての頃から「どんな大会にしろ、いつか全国大会に出るバンドになる」と事あるごとに発言していたからです(笑)。
やっぱり人生において言葉の力(言霊)は味方につけておいたほうがよいですね。
しかしながら手放しに全部が喜べる状況ではありません。反省点が、とても多いからです。しかも、この反省点は大きく2つで自分自身に関することになります。まず、1つが指揮法です。無駄な動きが多いこと、演奏の邪魔になってしまっていること、テンポが安定しないことが挙げられます。もう1つは、編曲法です。今回、アレンジ作品を取り上げましたが、聴く人が聴けば問題点がいくつかあるアレンジなのです。以前にも話題にあげましたが、自分が書いた曲を取り上げられることを「強み」と捉える人もいますが、一方でアマチュアレベルなので「弱み」にもなってしまうのです。
いずれにしろ、私自身のスキルアップをしなければなりません。
「バンドは指導者のレベル以上には育たない」
数年前にJBA吹奏楽ゼミナールで教えてもらった言葉です。この言葉を胸に全国大会までの2ケ月、地道にレベルアップしていこうと思います。
話題は変わりますが、NuRADのデモ演奏の動画が公開されていました。
本田雅人さんによる「宝島」の演奏となっています。