「宝島」は、吹奏楽において定番中の定番として長いこと愛されています。原曲派と吹奏楽派で色々いう人がいますが、それぞれに良さがあります。真島先生がアレンジした「宝島」は、楽器を始めたばかりの初心者や中級者からすると音域高かったりやリズムが難しかったりして、実はしっかりと演奏するのが難しいのです。しかし、全国各地には中学生でも見事に宝島を演奏する団体がいくつもあります。今日は、改めて中学生による宝島を列挙していきたいと思います。
札幌市立清田中学校です。動画の紹介欄にもありますが、毎年恒例で演奏しているとのことで年度ごとの変化も楽しむことができます。Aメロのドラムセットがスネアドラムを中心とした楽譜通りの演奏をしていますが、サックスのアドリブはかなり手が加えられています。金管のリフも含めて高い演奏レベルです。
神奈川県内でも屈指の実力校である川崎市立野川中学校です。前述のAメロは１６ビートで刻んでいますね。うちも人数が増えたらパネルつかった演出をしたいです。
全国大会常連校の酒井根中学校。安定感がすごい。外なのに厚みがあるのは、やっぱり千葉県のサウンドと言ったところでしょうか。
音楽の街である浜松より浜松市立開成中学校。コメント欄にもありますが、「これが...中学生...凄いよ...」というクオリティです。Tubaのベルアップも頑張っています。中学時代の自分ならくじけています・・・。
こちらも全国トップレベルの
最後はちょっと例外かもしれません。足立区立西新井中学校吹奏楽部とT-SQUARE Super Band Special（伊藤たけしさん）とのコラボです。一生忘れられない経験でしょうね。
ネット上に山のようにある「宝島」の演奏をいくつか観てきました。中学生でも素晴らしいパフォーマンスをしている団体が全国にはたくさんあります。私も何度も演奏してきた同曲ですが、今回ポプコン全国大会で自由曲として取り上げるのでこだわっています。技術的には今回取り上げた学校には及ばないかもしれないけれど、１つ特徴的な演奏として時代に名を残せるかもしれません。お楽しみに。
