４月の多忙さに加えて世の中の理不尽に触れて疲れることもありますが、こういうときのために「楽しみ」を用意しておくのが人生を豊かにする手段となります。私の場合は、やはり音楽です。楽しみにしていたCDとDVDが届いてました。
今まで一度も逃さずに現地に鑑賞しに行っていた課題曲コンサートに今年は行けなかったのですが、その課題曲コンサート2023のライブ版CDが届きました。いつも思うことですが、吹奏楽連盟版の参考音源よりも躍動的なところが素晴らしい。去年はジェネシス、今年はレトロにそれを強く感じました。
そして、もう一つの楽しみが某四角い団体のライブDVDです。１曲目が「メガリスショック」という言葉を生んだ「Megalith」です。２代目フロントの代名詞。この曲は私が産まれた歳の曲なんですよね。
そして、ステージの後半ではバンドの歴代フロントが25年ぶりに3人揃います。その超絶技巧で聴くものをトリコにしてきたわけですが、フロントが３人ともなると、めちゃくちゃ濃いわけです。アンコールが「OMENS OF LOVE」「TRUTH」ですからそこもファンには嬉しい選曲です。フロント３人が同時に演奏すると３声になるわけですから、和声感が通常とは大きくことなります。主旋律に対して下でハモるだけでなく上にもハモっていきますからそこが新鮮。上ハモリは私が大好きな２代目フロントだと思われます。
吹奏楽部員には、こういったフュージョンの世界に触れてほしい。宝島やオーメンズオブラブを演奏するならば、なおさらです・・・。いわゆる振り付けやダンスがなくても音楽だけでこれだけカッコイイ演奏ができてしまう世界に触れてほしいですね。
