kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

回復してきた

 午前中は相変わらずの倦怠感が付きまといましたが、夕方くらいになってすっかり元通りになりました。左腕、肩も強く押さなければ痛みは感じなくなりました。テスト休み期間なので部活動はOFFです。こんなときこそ「独り部活」。このネーミングは、憧れの吹奏楽指導者の一人である玉谷先生(神丘中)のSNSより勝手に拝借しています。

 テスト休みと3年生の仮引退の時期を活用して木管楽器をまとめてバランス調整に出していました。金管プレイヤーとしては、あまりなじみのないバランス調整ですが定期的なメンテナンスは必須です。バランス調整以外にも必要に応じて修理を行います。そのあとは秋の風物詩であるアンサンブルコンテストの手続きを行いました。すでに参加申込書は郵送済みですが、それ以外にも準備は多岐に渡ります。また、ポプコン東日本大会の前日にホール練習を少しだけすることになったので、その日程表の作成もしました。まだまだ他にも仕事をしていて、吹奏楽連盟の先生とも連絡をとって来年度のホール予約について色々相談もしたし、コーチ陣と連絡をとって10月のレッスンの日程も決めました。

 上記の仕事を教員としての本業の間にしています。もちろん、私の場合は国語の授業もあるし、テスト前ですから問題作成、点検、印刷もしています。担任として生徒と個別に話をしたり保護者連絡もしたり、明日の授業の準備もしています…。部活動のことだけ書くと、それしかしていないと思われてしまいそうですが、むしろ逆で本業の仕事量も多岐にわたっています。

 部活動が地域移行しときに「指導している時間」に対しては謝礼が発生することが大筋で決まり始めています。しかしながら、指導する以前に事務仕事もたくさんありますし、指導のための準備だって時間をかけています。技術指導だけが部活じゃないのです。学校現場から部活動を切り離すと、こういった時間を学校にいる間にとれなくなってしまうのではないでしょうか。「独り部活」は絶対に必要な時間であり、そこをおざなりにしては大した指導はできません。そのあたりの議論が全くされていない現状にあるので次の会議で現場の意見として打ち出したいと思います。