メディアにはやはり力があります。先日、紙面ならびにネット上に
公開されたタウンニュースの記事を見て、久しく連絡をとっていなかった人から連絡が来るようになりました。その中でも中学時代の同期から連絡が来たのはびっくりです。その同期の女子は、現在結婚され苗字も変わり、お子さんもいます。
その昔・・・(約20年前)私が小4のときに同じクラスだった女子ですが、その人のピアノを聴く機会がありました。それまで音楽は、さほど好きではなく音楽界の器楽合奏も苦痛でした。でも、そのピアノを聴いたときにビビッと雷に打たれたような感動がありました。
楽器ができるって素晴らしい
そこからはリコーダーやピアニカを一生懸命に取り組みましたね。ソプラノリコーダーのフィンガリングの技術は、なかなかだったと自負しています。今でも楽譜が頭に入っており、指も動かせます。翌年からは遅めのスタートですが、ピアノ教室にも通い始めました。ピアノ教室に入ったのは中学校で吹奏楽部に入ったときに楽譜が読めたほうがいい!と思ったからです。その後は、現在に至るまでどっぷりと音楽にハマっています。
だからその女子に出会うことがなかったら、人生は変わっていました…。自分の人生において必要な出会いでした。ただひたすらに感謝、感謝。もちろん、その女子は1人の人生を変えた自覚はないのですが…(笑)
その人生の分岐があったからこそ今の私があり、現在の音楽教育につながっています。私の教え子には、脈々と私の指導や理念、哲学が波及していくことにもなります。たった1つのきっかけが後のたくさんの人に影響を与えているわけです。これだから人生というものは不思議です。今回、連絡をもらえたことは嬉しいし、音楽に取り組む上でも新たなモチベーションになります。改めてきっかけをくれたことに感謝のメッセージを送りました。