kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

合同演奏をふりかえる…

 人生でこんなに短い夏休みは初めてです。何かと初めてのことが多い2020年です。昨日、今日と2つの高校からリモート演奏用の動画が届きました。これらを編集して、うちの中学校の演奏とコラボレーションさせていきます。コロナ禍では、なかなか合同演奏・ジョイントコンサートができませんから当面はこういった活動を軸にしていく必要があるかと思います。

 今はなかなかできませんが、合同演奏は中学時代、高校時代から好きです。合同バンドあるあるの「音の洪水」という面は否めないのですが、混沌(カオス)ともいえる音の集合体が指揮者によってまとまっていく、あの感じが大好きでプレイヤーのときも指揮者のときも楽しみにしています。

 特に私が指揮者を務めている「綾瀬市中学校吹奏楽団」では、普段は一緒に活動していない中学生に短時間でどう伝えて表現するかというものは毎回指揮者として試されているような挑戦の舞台でもあります。卒業生からもらった昨年度の「あんどこファンタジー」の演奏です。合同練習で合奏したのが1回で、あとは前日リハだけというプロ顔負けのスケージュールになっています。交通整理しきれていない部分もありますが、そこはご容赦ください。この本番では、別の指揮者が他の曲をふったわけですが、あきらかにサウンドが違うわけです。そこが面白いのです。

 


「あんたがたどこさ」の主題による幻想曲

 

 合同バンドの話ついでに数年前(2017年の演奏ですね)の奇跡のコラボレーションも載せておきたいと思います。母校の中学校と高等学校が私の指揮で合同演奏をしたという今後の人生においては二度とないであろう奇跡の演奏です。


幸せのリズム