元チューバ吹きですが、今でも細々とチューバを吹くことがあります。全然吹いていないくせにその辺の中高生には負けないと強がっています。今日、一般公開された【TKWO あなたにZoom in!】はチューバの近藤陽一さんでした。共感するところや大切にされている考え方などためになる話が盛りだくさんでした。
メロディーがいかに気持ちよく演奏できるかがチューバの演奏の成功したかの判断になるという話は高校時代から思っていました。極上の舞台(土台)を用意することが吹奏楽におけるチューバの役割でもあります。大井先生は「土」に例えていました。
また、プロである近藤さんも遅いテンポから練習するということもある種の驚きでした。4倍遅くして1つずつメトロノームのテンポを上げていくという地道な作業を国内のトッププロが実践しているわけです。ついついインテンポで流してしまいがちですから反省すべきポイントでもあります。時間はかかるけれど、その作品にふれる時間が伸びるというのはまさにその通りでございます。