行楽日和だった3連休の最終日ですが、今日は吹奏楽部の練習でした。19日(土)に控えた校内での発表に備えて全曲通し練習をしました。もっとたくさんやりたかった曲はあったけれど、出演時間と練習時間を見るともうギリギリのラインです。1、2年生を中心とした新体制でのステージ発表となりますが、3年生も数名参加予定です。2学期は中間テスト、期末テストの間が短いですから自由参加としています。また、19日(土)に開催される文化祭、学校説明会に足を運ぶ3年生も中にはいますから強制はできないわけです。
これは入部の段階から常に伝えてきていることですが、「選ぶということは何かを捨てるということ」なのです。私自身も中学でこの考え方を教わりました。友達と遊べば、家族で過ごす時間が減ったり、部活動に入れば自由時間が減ったりします。進路でもそうです。Aという学校を選べば、Bという学校は選べません。人生の色んなタイミングで大なり小なり選択を迫られます。悩んだうえで(間違うことはあるけれど)自分自身で選択をしていくことが中学生にも求められるわけです。人のせいにするのではなく、自分で判断することが大人になっていくことでもあるのです。
演奏に参加してくれる3年生がいることは嬉しいですが、参加しない3年生もしっかりと選択をしてくれています。もう1つの選択の先に自分の人生があるからです。一度しかない中学生という時期を大事にしてもらえれば教師としても嬉しいわけです。選択の上で取り組んだ部活動や勉強はきっと主体性が高まっているはず。きっと質的な高まりも出てくるのではないでしょうか。
今日は久々にレッスンがあったパートがありました。他市で臨時的任用職員として教員をやっているスタッフです。自校のご指導がなかったということで応援に来てくれました。中学、高校時代から知っている「教え子」の年代の若者が教職の現場で働いているわけです。そんなに歳を取ったつもりはないけれど時は流れています。前任校のクラスや吹奏楽部の教え子も相次いで小学校の先生になっているくらいですからね。うちの大事なスタッフの中には現在進行形で「教育実習」に励んでいる方もいます。私自身は教育実習は大変だった記憶しかないので、あの頃に戻りたくないのですが、こんなご時世に教職を志望している大学生のことは素直に応援したいと思っています。連絡をとって色々エールを送りたいところですが、大変な時期に邪魔はしたくないので連絡はせずにちょっと離れたところから応援することに徹します。「実習が終わったら連絡します」と言っていたので、無事に終わることを願いつつ連絡を待ちたいと思っています。
昨日はオペラに出かけていたのでライブ配信等は見ていませんが、中学生の部に引き続きダイジェスト映像が公開されています(知り合いの高校の先生はしっかりとリアルタイムでご研究されていました・・・)。東日本学校吹奏楽大会(高等学校の部)です。「コンサートバンドとジャズアンサンブルのためのラプソディ」をやりたくてたまらない今日この頃です。