第8回全国ポピュラーステージ吹奏楽コンクール全国大会が横須賀芸術劇場で開催されました。本校吹奏楽部は、3年連続の出場となります。予選があるというのもありますが、運営スタッフさんからもだいぶ覚えられたようで、そういう部分でアットホームな感じがありました。
朝はバスケ部やテニス部が見送りをしてくれました。バスの中では「スウィングガールズ」を視聴。自分が中学時代の映画を中学生と一緒にみるのは不思議な感覚です。会場には早めに着いたのですが、共用打楽器のトラブルがあったそうで急遽、出演順が変りました。運営サイドからすると突然のトラブルで大変だったことと思います。困ったときはお互い様ですし、早めに会場入りもしていたので出演順変更も本校吹奏楽部としてはOKでした。
演奏の方は緊張もあったのか今までにないミスが少々ありました。これぞ本番の緊張感ですね。でも、横須賀芸術劇場というとても響くホールで自分たちのカラーを出すこともできました。
結果は以下の通りです。
中学生の部
優勝:足立区立第十四中学校吹奏楽部
高校生の部
優勝:聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校
準優勝:東海大学菅生高等学校吹奏楽部
3位:国本女子中学校・高等学校吹奏楽部
ということで3年連続の準優勝となりました。応援してくれた全ての人に感謝です。
同じ準優勝でも中身は毎年異なります。嬉しい、喜び、安堵など色んな気持ちが自分の中にありますが、悔しいという気持ちが自分の中でとても大きいです。もう1つ上の段階を狙える位置に来た・・・それだけバンドが成長したからと自分に言い聞かせていますが、悔しくて自分の指導力の未熟さに落ち込む部分もありました。指導者のレベル以上にバンドが育つことはないのです。
表彰式が終わって、ご飯を食べてからは高校生の部を鑑賞しました。見事なステージを鑑賞したら涙が止まりませんでした。落ち込んでいたところでしたが、吹奏楽はやっぱり素晴らしい。一部の学校しか客席で鑑賞できませんでしたが、初出場の中では東海大付属静翔洋高校が素晴らしいステージでした。ポピュラーステージ吹奏楽コンクールは、メジャーなコンクールではないかもしれませんが年々、レベルアップしています。高校生もすごいし、それを指導する全国の指導者も素晴らしい。
学校に戻ってからミーティングをして解散。これで3年生は完全に引退です。お疲れ様でした。少ない人数でたくさんの後輩を見てくれました。一人ひとりが本当に成長しました。誰でもソリストになれる・・・そんな代でした。最後は職員室に独りで1時間くらい残っていました。お世話になった人やコーチ陣に連絡をしました。悔しさと不甲斐なさ全開モードでいたら、ひとまわりも年下のコーチが励ましてくれました。優しくしてくれてありがとう(笑)
ゆっくり休みたいところですが、明日はアンサンブルコンテスト県大会(教え子が出場します。)の役員をやります。今日は表舞台で音楽をさせて頂いたので、明日は裏方の一人のスタッフとして大会を支えます。