第7回全国ポピュラーステージ吹奏楽コンクール全国大会
横須賀芸術劇場 大劇場
【公式】一般社団法人 日本吹奏楽普及協会 (suisougaku.or.jp)
クリスマス寒波が日本列島を襲っていますが、神奈川県横須賀市は気持ちのいい冬晴れでした。そんな中、第7回全国ポピュラーステージ吹奏楽コンクール全国大会が開催され、本校吹奏楽部も2年連続でのエントリーとなりました。中学校の部は3団体のみのエントリーだったので、「これで全国大会?」と疑問を持たれる一般の方々もいるかもしれません。ただ、昨年度から地方大会もあり、一定の水準に達していないと全国大会には進めません。一般的な吹奏楽コンクールとは違って自由度が高いからこそ演奏者自身の主体性も問われるイベントとも言えます。その大会に向かって努力している10代の若者をぜひとも応援する日本社会であってほしいと思います。(ここ10年くらいで不寛容な世の中になってきているのが、とても気になる今日この頃…)
今日はクリスマスイブで道路の混み具合も心配していましたが、スムーズに現地入りすることができました。ヴェルニー公園から楽器を運んで横須賀芸術劇場へ。受付を済ませて思い出の品となる参加証のバッジをもらって入館。いつもながらリハーサル室までの階段が長い…。本番まではあっという間でした。
横須賀芸術劇場の大劇場は、オペラハウス仕様であることから残響率も高くステージ上でも響きを十分すぎるくらいに堪能できるホールです。慣れていないと響きすぎてズレてしまうので苦手とする指揮者も多くいますが、私はとても好きなホールです。これだけ立派なホールで演奏できる体験ができるだけで幸せなこと。
よこすか劇場[大劇場]|施設ガイド|横須賀芸術劇場 (yokosuka-arts.or.jp)
今回は東日本大会と曲順を変えて臨みました。
君の瞳に恋してる(B.クルー&B.ゴーディオ 作曲、原田大雪 編曲)
フルメンバーの39名(1年生20名、2年生10名、3年生9名)
指揮:鎌田拓也
宝島は、だいぶ楽譜をいじりまして・・・(本来、ポップスの楽譜はそういうもの!?)。原曲に近づけるリズムセクション(則武さんのドラムを意識)の変更、アドリブソロ(和泉さんや本田さんを意識)の追加をしています。原曲の団体を知っている方ならば「なるほど」と思っていただけると思います。特に今回はサビのアドリブパートをトランペット2重奏にしているので、よりバラエティーに富んだものになりました。5月にあったYAMAHAのイベントで須川展也さんと本田雅人さんの2重奏を聴いたときに、これを吹奏楽で取り入れたら面白いと思ったのです。
大会主催者のtwitterでは、演奏後に各団体の模様が紹介されます。自由度の高いポプコンならではですね。
ダンスや振り付けの演出は、特にありませんが「音楽的演出」にはこだわりました。そこが伝わったのは嬉しいですね。
結果は以下の通りです。
本校吹奏楽部は、2年連続となる「準優勝」という結果になりました。以前のブログでも述べましたが、東京や埼玉の学校とこうやった肩を並べて演奏できるもの貴重な経験です。両校の先生は、今までにも吹奏楽コンクールにおいても素晴らしい結果を残している名吹奏楽指導者です。大会の結果だけでなく、教え子の方々も吹奏楽を通して立派に育っているのを私は知っています。そのような素晴らしい先生方に私も追いつくべく、また明日から勉強の日々です。
余談になりますが、高校の部も含めて各団体のツイートがあるわけですが、団体ごとの「ツイートの表示回数」を比較してみるとなぜか本校の表示回数(今日、今の段階で)が1番多いのです。「いいね」や「リツイート」などのタイミングやメンバー次第でいくらでも変動はするものだと思いますが・・・。twitter上での注目度はNo.1ということで(笑)
では、素敵なクリスマスをお過ごしください。明日はアンコンの役員頑張ります。