kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

反省から

 コンクールの反省からスタートしました。結果を受け止め次に進むステップとなりました。まだまだやることは多いし、これからさらに上達していきたい。上達すればできることや表現の幅が広がってお客さんに喜んでもらえたり、感動を共有できたり、記憶に残る演奏ができたりするかもしれない。そうなれば幸せです。

 練習の最後30分でやった合奏の中では早速、音を丁寧に演奏するバンドの意気込みが感じられました。頑張りすぎて力んでしまってバランスが悪くなったりピッチが乱れたりしたのが今回のコンクールの敗因でした。いきなりすべてをクリアするというわけにはいきませんが、変化が少し見られたことが本校吹奏楽部の素晴らしいところです。合奏で取り上げた曲が、今のウチのバンドにぴったりな教育的な作品(スウェアリンジェン風の序曲)です。シンプルで親しみやすさがある中で基礎力が試されるのです。今のバンドのために書いたわけではありません。数年前の自分が書いてほったらかしにしていた作品です。過去の自分に感謝ですね。

 夕方には、ホールでバンドクリニックの打ち合わせをしました。さらに今年度は市内吹奏楽部の専門部長も当たっていますから8月、9月の本番のスケジュール調整も行っています。我ながらこういう事務局的な仕事って合っているなぁと思う今日この頃。理想論を言えばこういう事務方と演奏の技術指導を分業できれば良いのですが、人員がいませんから全部やる必要があります。顧問なんてそんなものです。

 地域移行したらどうするのだろうか…。音楽監督やら常任指揮者やらそういったポストにずっといる私ですが、必ずしも主要ポストでもなくて良いと思っています。事務仕事に特化するならそれでもいいし、複数のバンドを行ったり来たりして指導するのもいいし、ポップスだけ担当するのも面白い。実際のところは人材不足でメインをお願いされるのだろうと思いますが…。だとしたら信頼できる「ビジネスパートナー」が欲しいです。人材不足ですからそんな都合の良い人はいませんけどね。