kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

名曲は精錬されたシンプルなメロディー

 今日は、午前授業で午後は新入生説明会でした。自分の業務担当の関係で小学6年生と関わることはありませんでしたので、数ヶ月後の出会いを楽しみにしておきたいと思います。姉兄関係ですでに顔見知りの保護者とは数名お話することができました。ありがたいことに私を見つけてわざわざ駆け寄ってきて感謝の言葉を伝えてくださる保護者の方もいました。こういうことがあると、こんな自分でもまだ学級担任や吹奏楽部の主顧問をしていても良いんだと思うことができます。教員と保護者が「共育」するという視点を持つが子どもたちの成長につながると考えています。至らぬ点があると思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。

 

 今日は、感動する演奏を取り上げたいと思います。

 

 威風堂々

 

 国をあげて1つになれる曲。そんな曲、日本にはあるようでなかなかないかもしれません。愛国心とか愛国主義とかそういう思想的なことではなく、芸術のもとに人々が集って同じ感動を共有できるということが素晴らしい。言葉が分からなくてもこの会場にいたらきっと涙が止まらないと思います。

 


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 ベートーヴェンの第9もそうですが、名曲のメロディーラインはシンプルなのです。今時の流行りの曲は複雑すぎて(詰め込みすぎて)口ずさめない曲が多すぎるのです。打ち込み音源ありきなので人間離れしすぎてしまうことが多い気がします。もう1回、こういうシンプルな旋律を愛する風潮がクラシック界だけではなく、大衆レベルで広がってほしいと思う今日この頃です。