私が指揮を務める吹奏楽部の定期演奏会まで２週間を切りました。指揮者として曲を仕上げていくのはもちろんですが、顧問として場を設定していく仕事も大切なことです。こういった事務作業は面倒と感じることなく、わりと好きな仕事です。私の場合は、たまたま教員なり立ての頃から主顧問をやっているので指揮と事務は両方やるのが当たり前ですが、人事によっては片方だけになることもあるのだと思います。もし、指揮者としてコンサートに関わらなくなっても、それはそれで良いと思っています。以前にこの話を吹奏楽関係者にしたところ「もったいない」と言われてしまいましたが、無理に今のポジションを固持しようとは思っていません。片倉高校の馬場先生だって演奏会で指揮をするのは「宝島」だけですよね（吹奏楽界では有名な話）。裏方の仕事こそコンサートでは大事なのです。お客様や保護者の方からは見えない部分ですし、場合によっては部員ですら何をしているか分からないということになろうかと思います。でもそういう仕事がしっかりしていないと感動的な演奏会は開けません。
確かに今度の定期演奏会のプログラムを見るとアンコールを含め１０曲中、６曲が私の書いた作品になるのでプログラムの作編曲者名は私ばっかりになります。うちは生徒指揮をとらないスタイルだし、副顧問が振ることもないので指揮は全部私が担当します。さらに調子にのって今回はTubaソロ奏者としても第３部で出しゃばりますので「やりたい放題」の顧問でございます（笑）。でも、もしかしたら次の演奏会では受付やドアマンをしているかもしれません。それでも良いのです。感動的な中学生の演奏会が開ければそれでよいのです。
現段階でのコンサート準備進捗状況
・ホールスタッフ（技師）との打ち合わせ終了
・進行表＆詳細要項完成、冊子印刷準備完了
・撮影業者予約済み（ビデオゴイス様にまたお世話になります）
・輸送トラック予約済み（市内業者様にお世話になります）
・チラシ（ポスター）、入場整理券印刷完了
・プログラム入稿完了、コンサート５日前に納品予定
