一期一会のコンサートといえる「リード百愉会」のコンサートに出かけました。一般団体の吹奏楽コンサートにお客さんとして出かけるというのは、めっきり減ってしまいかなり久々でした。フルートを吹いている姉が出演するというので、「家族枠」として応援に行きました。いつもなら「指揮者」「作曲者」「学校の先生」として演奏会に出かけることが多いのですが、いわゆる「一般のお客さん」で会場であるシリウスに向かいました。
リード百愉会[アルフレッド・リード生誕百周年を愉しむ会](@alfredreed100)さん / Twitter
とはいえ、着いて受付で検温、手指消毒し、プログラムを受け取った瞬間に「先生」と呼び止められてしまいました…。吹奏楽関係者に見つかると「いつもの仕事モードの顔」にならなければいけません(笑)。「今日は姉が出演しているので・・・」と伝えつつも知り合いが何名か演奏やスタッフとして参加されていました。ちょっと嬉しかったのは指導に行っている高校の卒業生が出演していて、私のことを覚えて声をかけてくださったことです。その子とマンツーマンレッスンをしたわけではなく合奏指導だったのですが吹奏楽の縁を感じました。
演奏会の方は、オールリードプログラムなので聴く方も体力のいる演奏会でした。今回の演奏会のために集まったメンバーということで練習回数も限られていたそうですが大人の力を感じました。ド定番かもしれませんが「エル・カミーノ・レアル」や「春の猟犬」は私自身も演奏したことのある曲で懐かしく思えました。「アルメニアンダンス」もパート1とパート2をやはりつなげて聴くのも一興です。リードに詳しい先生のプログラムノートもとても勉強になるものでした。
終演後は、指揮者の先生にもロビーでご挨拶をしました。高校時代の部長会でお世話になった先生だし、大学4年のときには山形県の私立高校に(先生のお宅に泊りがけで…)勉強しに行かせてもらった恩があります。教員になってから会ったことがほとんどありませんでしたが、近年の私の活動についても色々と情報を得ているそうで「指導者としても頭角を現している」とお言葉をいただきました。
さぁ、1週間後は私が音楽監督を務めている中学校の定期演奏会です。さらに24日はポプコン全国大会。ラストスパートも頑張りたいと思います。