kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

こだわりのプログラム

 19日(日)の定期演奏会まで1週間を切りました。進路の忙しい時期とぴったり重なっていますが、業者印刷していたプログラムが本日、納品されました。表紙を合わせて8ページ仕様なのですが、A4フルカラーという上質なものになっています。個人的なこだわりですが、プログラムには相当な熱が入っています。私が今まで足を運んだ中学校吹奏楽部のプログラムのクオリティの中ではダントツで1番こだわっています。県内でもトップレベルというか、全国にも通用する!?かもしれません(笑)

 なぜこだわるかというとプログラムは、その場の情報で終わるのではなく一生残る財産であると思っているからです。1年間のあゆみやその年を象徴するできごとを掲載することで数年後に見直したときに懐かしく感じられます。さらには団体の紹介、指揮者紹介もクラシックコンサート顔負けの情報量になっています。その時代を生きていた証をプログラムに込めています。

 また、プログラムノートを私の手で書いています。演奏する曲の紹介をプログラムに載せることでより一層楽しんでいただけるわけです。本当はプログラムノートだけでももっともっと長文を書きたいくらいです。国語科の悪い癖です…。日頃、吹奏楽に関わりのない方に親しんでもらいたい一方で音楽をかじっている人にとっても勉強になるようなプログラムノートが理想だと考えています。

 私がお付き合いさせていただいている日本橋オペラの常任指揮者である佐々木修 氏のプログラムノートは本当に資料的な価値があります。指揮者本人が音楽にどう向き合っているのか読み取れる素晴らしいプログラムなのです。歴史的な背景や社会性など多面的に考察されているのも特徴です。プロと中学校の部活動では大きな違いがありますが、参考にすべき点は学校現場でも生かすべきであると思っています。

 今回のプログラムの表紙のイラストは、「ギョギョギョ」でお馴染みのあの著名人から特別にイラスト提供していただいています。全国大会に出場したことで調子に乗って著名人の恩師である先生のツテを強引に利用させてもらいました(笑)

 フルカラーで改めて絵を見るとこれまたすごい価値があるし、お客様も驚かれるのではないでしょうか。来場された方へのクリスマスプレゼントにもなるかもしれません。ホールのガイドライン規制緩和されてきておりますので、ぜひたくさんの方に足を運んできていただければと思います。プログラムは昨年度より多めの500部用意してございます。