kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

Tubaがマイナーチェンジ

 市教委と生徒派遣費の手続きをしました。税金から補助を出してもらうためには、いくつかの壁があります。土曜日の東日本大会に参加するにはお金がかかります。宿泊が伴うわけではないものの部員と顧問だけでも50人が県外へ移動することになりますからそれ相応のコストがかかります。現地に行ってコンクールの舞台で演奏するだけでもざっくり20万円ほどは必要です。今回はカットしていますが、宿泊場所の確保、現地での練習場所の確保、飲食代などを含めるともっとすごいことになります。コンクールに出るからには、楽器もできるだけ万全の状態にしておきたいのでメンテナンス料もかかってきます。本当は、おととい開催予定だったイベントでそのあたりの資金を稼ぐ予定でもありました。金策は顧問の大事な仕事です。家庭負担をできるだけ抑えながら吹奏楽部を運営することは本当に難しい。これからも日々、格闘です。

 

 さて、入院していたTubaが今日、戻ってきました。実は、愛用しているTubaのロータリーの調子が悪かったので先週、楽器屋さんに預けていたのです。学校を出入りしている業者だったので、わざわざ届けてくれました。私はミラフォンの86Hという楽器を使っていますが、プラスチック部品が使われていました。詳しくはないのですが、ちょっと古いタイプだと目にするパーツですよね。このプラスチック部分が割れてしまったので演奏ができなくなってしまったのです。分解された残骸がこちらです。

金属とプラスチックを連結させるのは長い目で見れば無理があるのかもしれません。

 

修理後は、このようになりました。金属で統一かつ一体型です。

 

ボールコネクターからベアリング取り付け加工 4か所

レバー高さ調整 4か所

一体型の両軸ベアリング 4か所

という修理内容だったので費用は結構かかりましたが、あれこれ3万円以上は値引いてもらいました。金管楽器の修理代と見れば高額かもしれませんが、木管楽器の全タンポ交換や日々のリード代に比べれば大したことはありません。いつも無理を言って学校の楽器や個人の楽器を直してもらっています。楽器屋さんには感謝です。演奏機会は少ないですが、長く大事に使っていきたいです。

 

 手入れの仕方は、こちらのサイト(スタッフブログ)にまとまっていました。ちょうど同じようなタイプのTubaでした。今回、お世話になったのもこちらの楽器屋さんでした。

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