kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者、作編曲者のブログ

言葉遊び?音遊び?

 社会を風刺したイラストや言い回しはいつの時代も創造的に誕生するわけですが、今回のコロナウイルスについて作曲界で話題になっている風刺的な作品があります。

 その名も「The COVID-19 Fugue」という曲です。動画の最初にも主題についての説明がありますが、「C°VI D 1-9」というように文字を音にして主題を成立させ、フーガのスタイルで展開されていきます。文字を音に当てはめるというのは、よくやられているところで多くの人が1番最初に思い浮かぶのが、フランツ・リスト作曲の「バッハの名による幻想曲とフーガ(Fantasie und Fuge über das Thema B-A-C-H)」ではないでしょうか。田村文生先生による吹奏楽編曲もコンクール等で演奏されることがあるので吹奏楽経験者でも名前は見たことがあるという人と思います。非常に高度ではありますが、音を使った「遊び」ですね。

 


The COVID-19 Fugue

 

 動画の説明ページには次のように書かれています。(一部引用です)

On a more serious note, much like with many other musicians, this has been a period of reduced incomes for me. Concerts, rehearsals and lessons have all been postponed until further notice.
If you would like to support me and would like to see more projects like these, you can buy a copy of this fugue from my website using the following links:

 

 ということで世界的に音楽を生業としている人は大変なんだなということも実感しました。その中でリモートを駆使して音楽を発信するというのがスタンダードになりつつありますが、今まで見てきたテレワーク演奏で最もクオリティーが高いものを見つけました。どんな方法であれ、プロはプロであるということを痛感する動画です。

 金管楽器のドリームチームとしてすでに有名な「侍BRASS」の「Hagakure(Remote.ver)」です。リモートでこのクオリティーなら生演奏はいったいどうなってしまうのか・・・。


Samurai Brass "Hagakure" Remote Ver.

Samurai Brass :
Eijiro Nakagawa, Trombone
Eric Miyashiro, Trumpet
Kazuya Homma, Trumpet
Masato Sawada, Trumpet
Ottaviano Cristofoli, Trumpet
Hirofumi Mori, Horn
Kouichi Nonoshita, Bass Trombone
Mitsuru Saito, Euphonium
Shinpei Tsugita, Tuba

Music :
"Hagakure"
Composed by Eijiro Nakagawa