新型コロナウイルス感染症に翻弄された2021年も今日でおしまいです。ネット上でも1年をふりかえる記事が多数だされています。吹奏楽関連の掲示板でも毎年恒例の「ふりかえり」が出されました。ものすごい情報網だといつも感心してしまいます。
特に今年は、海老名市立海老名中学校吹奏楽部の全国大会初出場ながら金賞受賞というニュースは、神奈川県内における1番の吹奏楽ニュースではないでしょうか。このニュースで多くの人がハッピーな気持ちになれたことと思います。コンクール至上主義ではありませんが、こういったニュースは人々の喜びへとつながります。
また、先日行われたアンコンの県大会でも厚木中学校(木管)が金賞を受賞し東関東大会へと駒を進めます。コロナ禍で絶対に大変なのに県央地区内の中学校もすごく頑張っていて自分も頑張らないといけないと刺激を受けます。
このお二方の先生とは地区の総会などでお話させていただくこともありました。各市には上手い具合に素晴らしい吹奏楽指導者がいるものです。自分が中学、高校時代から憧れてる吹奏楽指導者です。大会の結果だけではなく、音楽ができる喜びを味わったり音楽で人生を豊かにできたりする子どもたちを1人でも増やしていって、少しでも諸先輩方に追いついていければと思います。
個人的なニュースといえば、3月のジュニア打楽器アンサンブルコンクール全国大会で優秀賞をいただいたこと(ちゃっかり私の自作曲で(笑))、11月のポピュラーステージ吹奏楽コンクール全国大会で準優勝できたこと(こっちも自作曲入ってるか…)になりますかね。協会主催の大会ですから出場団体が連盟主催のものに比べると少ないので全国大会といっても規模が違います。とはいえ、全国大会は全国大会です(笑)
コロナ禍で大変だったけれど、貴重な経験をさせていただきました。中には、この2つの大会出場で盛り上がることに否定的な立場でいらっしゃる先生がいることも知っています。吹奏楽コンクールで結果を残したわけではないのに持ち上げられている現状に違和感を覚えているのだと思います。ただ、諸先生方に申し上げておきたいのは、私もウチのバンドも天狗になっているようなことはありませんし、吹奏楽コンクールで結果を残せていないのは、私が1番理解しているつもりです。しかしながら、今回の快挙(あえて、快挙と言います)は応援してくださる方への明るいニュースにもなったし、結果ではなく内容で見れば子どもたちの成長につながりました。いずれの大会も飛躍的に子どもたちを成長させたのです。
全国大会の「宝島」の音源を聴くと「良い音楽をしている中学校だ」と我ながら感じます。技術的には課題山積であることは前置きしておきます。でも、Youtube等で全国各地の「宝島」をよく聴きますが、それらに負けない良さがあると思います。今日もその音源を聴きましたが、2年半でよくここまで成長したな…と感慨深いものがあります。いつか公式のYoutubeチャンネルを開始したら、多くの人に聴いてもらえるようにしたいと思います。