kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

チケット購入はお早めに

 令和5年度から部活動の在り方が変わっていくらしい・・・という話題が職員同士でも時折話題になることがあります。教員の働き方改革の一環です。どんな形になっていくのか見えない課題であります。令和5年度となると今の1年生が3年生になるときなのでそう遠い未来ではありません。

 部活動指導を地域の団体に移行するにも本市には吹奏楽の基盤となる団体がありません。従来のように教員が部活動指導をするとなると兼業扱いになるという話もあります。その場合、教員としての勤務時間が終わってから部活動指導となるとそれこそ総計の勤務時間が恐ろしいことになります。

 個人的に思うのは、部活動顧問を希望する先生と希望しない先生に分ける方法が良いと考えます。そのうえで顧問をする先生は、休日も含めてその業務にあたり顧問を持たない先生で校務分掌を多めに持つという風にします。日本は分業が苦手で何でもすべての教員が引き受けてしまう部分があるので、その住みわけができれば問題の多くは解決するように思います。

 地域の吹奏楽部として確立していった場合、保護者の経済的負担や練習場所への送り迎えなどがすごく大変なことになってしまいます。教員も指導に直接の対価が支払いが発生すると「結果を残す」という勝利至上主義が過熱しかねないと思います。コンクールやコンテストで勝つことが音楽の本質ではないので、この点を一番危惧しています。

 仮に吹奏楽コンクールで結果が出せないと指導者として不適格であると判断されてしまっては本当の意味での音楽教育者は現場から消え去ってしまいます。少なくとも指導者として県大会に出場したことのない私は・・・(笑)。

 先がどうなるかは不明ですから今できることに力を注ぐのみですね。

【公式】一般社団法人 日本吹奏楽普及協会 (suisougaku.or.jp)

ポピュラーステージ吹奏楽コンクールのチケットが販売開始されました。

コロナの感染状況が落ち着いていることもありホールでのチケット販売ペースが早いようです。会場で聴かれる方は早めに購入することをおすすめします。