kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

弱点と向き合う吹奏楽部

 昨日は体育祭でした。自分が運動するわけではないのですが、思ったより体力を消耗してしまって更新せずに眠ってしまいました。部活動もそうですが、体育祭のようのような特別活動があるからこそ輝ける生徒もたくさんいます。教室の授業だけでは見られない生徒の成長があるから特別活動はコロナ禍であっても工夫して実施することはやっぱり大事ですね。

 今日はアンコンに向けて部活動の練習です。打楽器アンサンブルを何とか初通しまでこぎつけました。ただし、フレーズごとにテンポが変わってしまいます。リズムパターン、できるできないの問題によってテンポが不安定になっています。テンポキープをするということが課題です。打楽器パートが、この点において安定してくるとバンドとしての弱点も1つ克服できます。金管もだいぶ譜読みが進みました。毎年、アンコンでは変拍子に悩まされます。あえて、そういう選曲をしているからです。どちらのアンサンブルも自分たちの弱点と徹底的にぶつかっています。

 最後の30分は全体で初見合奏。新体制の1,2年生バンドも顧問からのむちゃぶりに頑張って対応していきます(笑)頑張れ綾吹。

 

 また、話が昨日のことに戻りますが、9月20日の全国ポピュラーステージ吹奏楽コンクール東日本大会のDVDが届きました。第1部の演奏が収録されたDVDとなっています。

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ポプコン東日本大会のDVD

 サウンドとパフォーマンスを改めて見てみると課題が浮かび上がります。他の中学校の演奏を同じ録音環境下で聴くと自分たちの音が改めて分かるということもあります。1、2年生が10月の間に少しだけですが、間違いなく成長しているのでバンドの技量としては底上げができています。東日本大会と全国大会では同じ曲をあえて取り上げますが、作戦は大きく変更させる予定です。指揮も見直すと無駄な動きが多かったので私自身もレベルアップしなければなりません。