kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

3月下旬 これからは更新します・・・

 3月の低浮上気味です…。アクセス数はコンスタントにあるようで、できるだけ書くように頑張ります。学期末というものは学校教育の現場では激動の時期なのです。

 インドアな生活をしていますが、今日はポカポカのお昼時にクリニックへ。冬が大嫌いなので上着がいらない陽気は嬉しいものです。また明日以降は冷んやりするみたいです。春を通り越して早く夏になってほしい。次のクリニックは間隔を空けて3ヶ月後、その頃は半袖になっているでしょう。

 昨日の話題へ・・・。

 土曜日の午前中は合奏。課題曲Ⅲの「メルヘン」を中心に練習していますが、進めるほどに味が出てきて新しい気づきもあります。賑やかで明るいイメージが強い曲ですが、強弱記号でいうところのpやデクレジェンドも多い作品です。管楽器、打楽器ともに弱奏の際に良い音色を響かせるのは難しいものです。課題が山積する課題曲ですが、この課題の山を一歩ずつ登っていくしかありません。中学生からしたら大変でつまらない作業もあるかもしれませんが忍耐強く頑張ってほしいです。きっとその山を登ってから見えた景色は素晴らしいはずです。

 ポップスの合奏も少しだけ。こちらは、だいぶ音楽が自分たちの中に落ちてきたように感じます。バンドの音も良くなってきました。「ミッキーマウス・マーチ」の新作アレンジ。こちらは、26日(火)の県央スプリングコンサートで演奏予定です。本校吹奏楽部だけでなく、市内中学校の4校合同になります(とはいえ、部員数でいえば本校吹奏楽部が3分の1を占めています)。毎年の課題ですが、スタイルごとに音色や発音の変化を変えることを目標にしています。吹奏楽はいろいろなジャンルを演奏するのに「奏法」が変わらないという現状があるので中学時代から意識させることが私の仕事であると思っています。
 部活動の練習は午前(3時間練習)で終了。実は3月は一度も1日練習をしていません。ガイドライン遵守です。有志参加者のみ先週に引き続き、高校にお邪魔させてもらいました。中学生も先週よりかは適応してきたように思います。あくまで個人的な参加となりますが、中学生が高校生に混ざって定期演奏会に出演するということは貴重な経験となるでしょう。私もTuba吹きとしてステージにあがります。ここのバンドは近年、とても頑張っているバンドで一生懸命な高校生の姿を間近で見ることができます。いくつか高校のバンド指導にも関わっていますが、高3の部員は卒業・引退です。高3の定期演奏会が終わるとそのほとんどが楽器を辞めてしまいます。急激に吹奏楽現役人口が19歳で減るのです。年に数回でも良いから続けてほしいものです。

 

 最後に・・・土曜日には嬉しいプレゼントがありました。吹奏楽的な縁起の良さという面でずっと欲しいと思っていた「金色のネクタイ」をいただきました。ネクタイぐらい買えちゃうわけですが、「金 ネクタイ」で検索してみると私のイメージするネクタイが売られていません。いかにも光ってるものや、ストライプや成金のような柄が入ったものばかりが売られています。この地区にいたらわかる人にはわかるのですが、某県立高校のネクタイが私の中ではイメージに1番近いのです。この前、課題曲コンサートのときだったでしょうか・・・「落ち着きのある金ネクタイが欲しくて…」という話をしてたらお下がりをくれました(ちなみに金ではなく、稲穂色らしい・・・)。高価なプレゼントよりもこういうプレゼントのほうが嬉しい。前述の県央スプリングコンサートは、そのネクタイで指揮台にあがりたいと思います。