kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

寒いSpFes

 10月に予定していたPTA主催のイベントが延期になって、2月末の本日にようやく行われました。吹奏楽部はステージ発表と模擬店で参加しました。本来ならば、テスト明けの昨日にしっかりと準備をしたいところでしたが、職員打ち合わせで活動時間が短縮…。演奏も模擬店も準備不足を感じましたが、どちらも何とか滞りなく終えることができました。

 1月、2月と「指揮者」としてのお仕事(本番)がなく・・・10分間のステージでしたが、久々のステージでした(自称:吹奏楽界から干されていた2か月間)。前述のとおり、昨日まで学年末テストでしたので生徒自身もブランクがあった中で本番だったし、「Spring Festival」の名にしては寒い日だったのでピッチも上がりませんでした。でも、吹奏楽部からすると同じ学校の生徒や先生の前で演奏する貴重なイベントです。良い意味で「ホーム」の演奏だったので、楽しく演奏できたと思います。保護者が言うように「コンテストのような気負いがなくリラックスして演奏できた」ということでしょう。本来の音楽というものは、こういう楽しみ方で良いのかもしれません。

 校歌、学園天国、ハイホー、おジャ魔女カーニバルの4曲を演奏しました。先生や保護者世代に刺さるラインナップになっていたことと思います。いつものことですが、編曲は全て私の手によるものです。音楽科の先生が驚いていました。普通の国語科は、ここまでしませんからね…。

 

 模擬店のほうは、手間をあまりかけずにいかに楽器修理代を稼ぐかを意識しました。普段、ビジネスに関係のない仕事ですからこういうときに血が騒ぎます。一応、父方の実家は「商店」なのです。今回は食べ物だけでなく吹奏楽部グッズに力を入れました。昨年CD5枚があっという間に売れたので今年は2次元コード販売に切り替えました。さらには限定グッズとして、私のお古の指揮棒、かつて大会で使用した自作曲のスコアなども販売しました。決して安い値段ではないのにコアなファンの方が、すぐに買っていってしまいました。考えてみれば人生で初めて自分の曲の楽譜を売ったことになります。収益は、私の手元に1円も入りませんので、そこはご安心を…。すべて吹奏楽部の部費に充てることになります。自分の楽譜が吹奏楽部の活動費になるなら、それはありがたいことです。いつもの日常とは違ったイベントならではの生徒の楽しそうな表情も良いものでした。