kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

小編成のメルヘン

 今日は、WISHの16人バージョンの「メルヘン」が公開されました。オオサカンの大編成版とは異なる響きがします。これはこれで多くのバンドの参考になるのではないでしょうか。小編成バンドのほうが多いですからプロフェッショナルがこのような参考演奏をしてくれることは現場からするとありがたいわけです。


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 「メルヘン」の冒頭から何度も繰り返されるモティーフですが、近鉄特急の車内チャイムが元ネタでは?と言われています。私は鉄道には詳しくないのですが、作曲家の酒井先生は鉄道マニアですから、十分にありえる話だなと思っています。とかくこのような遊び心はネタ枠として滑稽に描かれてしまいがちですが、しっかりとそれを発展させて課題曲として芸術として深めているところが作曲家のすごいところです。そう言えば、私も「線路は続くよどこまでも~駅のない街のために~」をアレンジしたときには鉄道モノの曲を色々とツッコんだものです。


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WISHの「2024課題曲コンサート」は明日ですね。

2月5日(月)18:00開演

和光市民文化センター

サンアゼリア大ホール

 ツイキャスでの配信(有料)もあります。私はそちらで鑑賞したいと思っているのですが、ツイキャスのログインができない…。GoogleやXでの連携で試みたのですが、なかなかうまくいきません・・・。無事に鑑賞できますように。そういえば、和光市民文化センターといえば、JPECで2回ほど行ったことのあるホールですね。ちなみに10日(土)の午前にホールを借りてJPEC用のレコーディングを行う予定です。今年から動画審査なのです。

 

 作曲活動もチビチビ進めています。オリジナル曲の作業が少し進みました。すでに作ったアンサンブル曲を吹奏楽版にリメイクしています。作業としては作曲と編曲の間のようなことをやっています。そんな折、以前、曲を書いたお相手からリピート案件が来ました。今シーズンの秋冬は案件もコンスタントにくるようになっています。作編曲の端くれとして世に少しずつ作品が出ていくことは幸せなことです。タイミング次第では依頼を受けることができない時期もありますが、何か気になる場合にはお声かけください。