kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

ポプコンの演奏曲目

 今日は、貴重な平日練習日。とはいえ、合奏ができたのは実質50分ほどでした。担任業務で生徒対応しなければならない状況なのですが、部活動指導があるからと副担任の先生が代わってくれました。体育祭関連のことも別の先生が対応してくださっています。吹奏楽部の顧問としての音楽指導に時間を割けたのは学年の先生方のサポートのおかげさまです。感謝感謝。

 本校が、20日(月)のポピュラーステージ吹奏楽コンクール東日本大会で演奏する曲目は次の通りです。

①宝島(小中編成版)       和泉宏隆 作曲、真島俊夫 編曲(指定選択曲)

②STAY GOLD(初演)       鎌田拓也 作曲(自由選択曲1)

美女と野獣         A.メンケン 作曲、鎌田拓也 編曲(自由選択曲2)

 

 「宝島」、「アフリカン・シンフォニー」、「オーメンズ・オブ・ラブ」の3曲の中から1曲選んで演奏することになっています。言ってしまえば、課題曲のようなものです。アトリエエムから出版されている小中編成バージョンの「宝島」を取り上げます。楽しむのはもちろんですが、生みの親である和泉先生への感謝の気持ち込めて演奏したいと思います。

 自由選択曲は6分以内だったら何曲でも演奏してもよいという規定です。勝手な予想ですが、どこもノリノリでくると思うのであえてバラードで締めくくりたいと思います。それに今年の定期演奏会のトリは、美女と野獣と決めていました。制限時間の関係上、カットバージョンで演奏します。

 間に挟まれた拙作のSTAY GOLDは・・・。個人的はコンクールという場面で自分のオリジナル作品を取り上げることに実は抵抗があります。指導しやすいし、途中でいくらでも書き換えられるという利点があります。でも、アマチュア作曲者が書いた作品なので生徒がよく頑張って演奏したとしても曲がそもそも悪くて、結果として良い演奏にならずに評価が落ちてしまうのではないかと思っています。

 なぜ、オリジナル作品をあえて取り上げたかというと、ある吹奏楽指導者から「先生が生徒をイメージしてオーダーメイドで書けるのは、他のバンドにはない強みですよ」と言われたからです。プロの作編曲家のような楽譜は書けないけれどバンドの良さを引き出すこと、さらには指揮者として一緒に演奏できることはウチの強みだというのです。上手なバンドの真似を中途半端にするくらいなら自分たちにしかできないサウンドを大きなステージで響かせるのもありかなと思って取り上げる決断をしました。

 温かく見守っていただければ幸いです😊

 

 演奏形態やアレンジは異なりますが、今日は「須川家おうちライブ」でフレーズの流れを参考にしながら夜を過ごしたいと思います。  

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