今日から本校は夏休みです。夏休み期間の学校というものは工事やら点検やら何かしら業者が入ることが多いです。生徒が不在の間だからこそできることです。午前中は部活動の練習で午後はOFFにしました。消防、防災関係の保守点検があったため、校内は点検用のサイレンが鳴り響くのでOFFにしたのです。午前中は、この夏の練習であまり取り組めていなかったあ個人チューニングを中心に行いました。ホール練習の録音を聴いて課題はバランスとピッチだったので合奏したい気持ちを抑えて順番に一人ずつ音を確認しました。久々に個人の音を聴くと成長が伺えます。昔と違って練習制限があるので、決してたくさん練習しているわけではないのですが、しっかりやっている子は本当に伸びてきています。数カ月前の努力が今こうやって成果として出ているのだと思います。
午後は、年休取得をして高校のレッスンに行きました。サイレンの鳴り響く中学にいるよりも高校でコンクールに向けたお手伝いをしているほうがよっぽど音楽的な夏休みです。レッスンの時間は僅かで半分以上は楽器のメンテナンスをしていました。ユーフォニアムやチューバって多くの学校が古い凹んだ楽器を使用しています。錆びたりピストン動作が不良だったりしているので、せめて少しでも良くなるように手を尽くしました。リペアマンではないですが、プレイヤーとして楽器と付き合うノウハウは心得ているつもりです。一生懸命、練習することも大事ですが相棒をしっかりとメンテナンスしていくこともプレイヤーの大事な要素です。
明日は、コンクール前最後となる合同練習です。6月にも合同練習をした高校が再び本校に来ます。楽しく、そして刺激のある練習になるといいですね。