今日は、昨日行われた合同練習の録音データをまとめ直して「予習・復習用動画」を作成しました。先生方が合奏練習の中で指摘されていた部分を字幕につけるというわりと時間のかかる作業をしました。理想は、5校合同練習の実施ですが密を避ける意味と100人バンドが練習できる場所がないことなどを理由にわりと人数の多い2校の合同練習を実施しました。
以下、昨日の合同練習のふりかえり・・・
2023年に入って最初となる合同練習でした。お相手は、市内の中学校。私の中学時代の恩師が顧問を務めている学校で、吹奏楽コンクールでは県内トップの成績を収めているレベルの高いバンドです(「強豪校」という表現が当てはまるかもしれません)。他校に出かけて練習するのは準備がやや大変になりますが、やはり経験値として得るものが大きいですね。
コンクールに向けた強化練習という物々しいではなく、3月の合同バンドでの本番に向けた「顔合わせ」のような要素が強い楽しい時間となりました。生徒同士の関係が深まると嬉しい。7月の終わりにも合同練習をする予定でしたが、本校吹奏楽部が「休業」してしまったため実現しませんでした。今回、改めて合同練習に足を運ぶことができてよかったです。
練習では、簡単なポップス曲を3曲やりましたが、なにせ譜読みの時間があまりとれていない中だったので生徒にとっては大変なメニューだったかと思います。私を含めて3人の先生から1時間ずつ指導を受けられたという意味では両校にとっても実りのあるものだったと思います。普段とは違う先生から別の視点で客観的にバンドを見てもらうことはレベルアップのヒントにもなるし、バンドが未熟なこの時期だからこそ意義があります。自分自身の指導で甘い部分が見えてくるし、逆に生徒がよく頑張っている部分も見えてきます。外に出たからこそ自分のバンドの姿を再発見できるのかもしれませんね。技術的に課題がある部分については来週の「実技講習会」のレッスンで学べると良いなと思います。
私が担当する曲は「聖者の行進」です。楽譜が出来上がるのが遅くなったため、合同練習までの練習スケジュールがハードになってしまいました。打ち込み参考音源は、こちらから視聴することができます。