スクールバンド同士での合同練習としては今年度１番最初の合同練習を行いました。本校を会場にしての合同練習ということ隣の市からわざわざ高校生が約２０名ほどと先生が２名が来てくれました…。ありがたいことです。
パート練習、セクション練習、基礎合奏、互いの合奏見学、コンクール曲の中間発表という内容の濃い１日練習となりました。私は金・打・弦セクションと基礎合奏を担当しました。セクション練習という名のリズムトレーニング、ブレストレーニング講習会でしたが…。
プライバシー保護のためモザイク加工していますが、中学生と高校生が向き合って互いに表拍裏拍が正確に感じ取れているかチェックしています。
私のモットーである「楽しい練習」一緒に練習ができたと思います。まだ６月の上旬ですが、この時期にできたことで刺激を受けてこれから夏本番の練習のヒントになれば幸いです。たった１日の練習でも同じ場所で練習をすると絆が産まれるのが合同練習の面白いところです。１日の練習が終わるころには中高生も打ち解けて別れを惜しむような感じでした。
今日、１番嬉しかったことは解散前に高校３年生の生徒さんが「７月もまたここにきて合同練習をしたいです」とわざわざ話しかけてくれたことです。本校吹奏楽部としては、人生の先輩である高校生と関われるだけでもメリットが大きいのですが、高校生側が一緒に練習したいと言ってくれることは、本当に嬉しいことです。決してうちは勉強になる強豪校でもなく、私がカリスマ吹奏楽指導者であるわけでもないのに、それでも充実した何かを感じ取ってくれたのでしょう。設備の面でも県立高校は、練習する環境として大変なこともあるのでしょう。
期末テスト明けからは、ほぼ毎週のように合同練習やホール練習などの遠征が入っています。タイミングが合えば、もちろんこちらとしては大歓迎です。中学生もきっと先輩たちと会いたいと思いますし…。一緒に練習をしたいと言ってくれる高校生がいるので顧問としてできることはできるだけしようと思います。
とは言いつつも、テスト休みを使って来週の土曜日は別の県立高校の合奏指導に出かけてしまう私ですけどね(笑)
