kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

合同練習リターンズ

 今日は、隣の市にある高校の吹奏楽部との合同練習でした。この高校とは6月にも合同練習をしていましたが、先方の生徒さんから「7月もやりたい」という強いリクエストから実現した合同練習でした。高校生の方から中学校の吹奏楽部との合同練習をしたいと言ってもらえることは幸せなことです。地区内の中高連携は、全然進んでいないのが現状なのでコラボレーションできることは、様々な面でプラスになります。一般的には、もしからしたコンクール直前に合同練習というのは、コンクール曲を仕上げる意味では避けるべきなのかもしれません。でも、大会の「結果」よりもこういう吹奏楽のつながりの「経過」を大事にしたいので、合同練習のお誘いを受ける返事は即答で返しました。

 1ヶ月以上前の合同練習とは違って互いの成長を確認できたことも励みになりました。初対面ではないし、今時の中高生はSNSでもつながっています。私が2日前の夜にY市のマクドナルドに出没していたことも筒抜け状態(笑)。恐ろしい時代です。

 今日の合同練習では、ホールでの演奏を想定した攻略法を確認することがメインでした。今回のコンクールは、うちの市のホールで約20年ぶりでの開催になります。本校吹奏楽部や私にとっては馴染みのあるホールです。もしからした地区内の吹奏楽部顧問の中でも、あそこのホールで近年指揮を最も振っている人間が私になるような気がします。だからこそ、このホールの良い面、悪い面を知っています。知識と経験を生かした攻略法はコンクール直前だからこそ生きるものになると思います。

 昨日、指導に行った高校もそうだし、こうやって複数回合同練習をして関わった高校も愛着が湧くものです。どちらの学校も悔いのないコンクールを迎えてほしいです。今日、練習した高校は本校吹奏楽部の出番のときには補助役員として裏方でお手伝いしてくれています。また、その時に良い演奏が披露できるように頑張っていきたいと思います。