指揮者として華やかなステージで幸せな時間を送ることができました。その直後、学校に帰ってから簡単な片づけをして生徒たちを解散させたのちのことを記しておきます。朝から私の手の届かないところをサポートしてくれた副顧問の先生には、生徒解散後にできるだけ早くあがってもらいます。
そのあとの主顧問というものは意外と「孤独」なもので、一人で会計処理をして関係各位にお礼の連絡をして、学校の戸締りをしてから帰宅します。ちょっと前であったら卒業生や吹奏楽関係者と「打ち上げ」という流れもあったかもしれませんが、寄り道もせずに一人で帰宅です。もともと一人の時間も好きなので良いのですが、演奏会の感動を誰かと分かち合い余韻に浸りたいという気持ちもあります。
これは吹奏楽の本番後は、いつも同じ感覚に襲われるのですが、大勢で楽しい時間を共有していたかと思いきや、途端に孤独な世界に堕とされる感覚…。その落差が精神的に結構くるのです。(単なる寂しがり屋なのかもしれませんね…)
「なるほど・・・こういうときに
傍にいてくれる配偶者(パートナー)がいてくれると
心の拠り所になるのだな」とふと思いました(笑)
こういうときには、バラードが身に染みます。
ただ虚脱している暇もなく翌日からは普通にお仕事です。この疲れを翌日に持ち越してはいけないと思って早く寝ましたが、なんと1時間後に起きてしまいました。体が熱く、寝付けないのです。別に発熱症状があるわけではないのですが、きっと演奏会の熱情が身体の中にあったのだと思います。疲れているはずなのに寝たり起きたりの繰り返しでした。やっぱり演奏会の余韻を誰かと共有したかった(笑)
ただ今日は、偶然にも夜にウィンドシンフォニーのメンバーの方との夕食(打ち上げではなく、業務上のお話で)をともにする約束をしていたので、ちょっとだけ足りない部分を補えたような気がします。こんな私に時間を割いてくれてありがとう。
結局、人と人はつながりの中で生きています。教え子を大事にするのはもちろんですが、吹奏楽という共通のツールでつながった仲間をこれからも大事にしていきたいです。さぁ、明日からは練習再開です。夢の舞台が週末に待っています。子どもたちが最高に輝く舞台、そして成長できる大舞台。楽しみです。