kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

さようなら 20代

 今日は、20代最後の日でした。いつもと変わらず平和に過ごせました。吹奏楽部の朝練習から始まります。ネムバンドメソードの「バランストレーニング」「ハーモニートレーニング」を朝の基礎合奏でやっています。クラスでのHRを終え、国語や総合学習の授業、給食指導など学級担任、教科担任としての職務をこなしました。放課後は部活のちょっとだけ顔を出して、学期末の成績処理に追われました。こういった日常を送れるだけ幸せなのです。

 さて、明日で「三十路」です。30歳になるまでにやり遂げておきたかったことがいくつかあったのですが、人生なかなか計画通りには進みません。そのことについては自分の力不足だと感じます。細かいことをあげればいくつかあるのですが、大きなもので2つあります。

① 結婚する ということ

 なんとなく30歳までには結婚しているだろうと思っていました。残念ながら独身貴族路線をまっしぐらです。結婚は1人ではできないのが厄介なところです。とはいえ、街コンやマッチングアプリなどいわゆる「婚活」は一切していないので全くと言っていいほど努力をしていません。結婚願望はあるほうですが、だからといって何かしているわけでもないので、この結果なのだと思います。

 

② 全国大会に出場するということ

 何の大会でもいいから顧問を務めている吹奏楽部を全国大会に連れていくということです。全国大会出場は吹奏楽人口の1%未満と言われています。2014年に経験させていただいたものの、やはり1回だけでは「運」がよかったのかなと思われてしまいます。もちろん、当時の生徒の努力は素晴らしいものでした。

 20代のうちにもう一度、あの舞台に生徒と一緒に行く。そうでなければ、今後も大した吹奏楽指導者にはなれないだろうと自分に言い聞かせていました。ある講習会では「指揮者のレベル以上にバンドがうまくなることはない」という言葉をいただきましたが、グサッと自分の心に刺さりました…。全国大会に連れていけるだけのバンドになっていないのは私の指導力不足だからです。

 コンクールやコンテストの結果が部活動の成功ではないと思っていますが、素敵な舞台で演奏するチャンスを与えてあげられる顧問になれなかったことは事実です。30代の自分は果たして素敵な舞台を生徒に提供してあげられるだろうか。悔しさをバネに精進あるのみです。

 特に2つのやり残しを30代の10年間で何とかしたいと思います。

 

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