kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

PC考

 「パソコンに強い」とたまに言われるのですが、それは世代的にそうなのとスマホにずっと触ってこなかったからです。ただ、我流であったとしても「ある程度」のスキルがあったほうが仕事は早く進むのは確かです。

 同じ事務仕事をこなすにしてもパソコンのスキルがあったほうが早く終わるし、何か自分の中でまとめようとするときに効率化を図ることができます。今年度から私の本業である国語科の授業では、プリント配布を極限まで減らしてパソコン上でやり取りをしています。これによって印刷の手間も省けるので印刷室に籠る時間も減りました。たぶん、ここ1ケ月半くらいの間に節約した紙は2000枚くらいになると思います。

 さらには生徒の作文提出もデータ上でやりとりしています。それは「書く力」と呼べるのか疑問に思われることもあるかもしれませんが、生徒の作った文章を読む時間も短縮できています。結果的に評価の効率化につながって、生徒に対応できる時間も捻出できているように感じます。

 一方で「パソコンが教育現場に入ってきてから仕事が増えた」というベテランの先生もいます。たしかに「できること」が増えてしまいました。教員の行う仕事の幅が広がってしまったのも事実でしょう。教員の仕事が「サービス業化」しているなんていう意見も巷ではあります。コロナ禍で動画編集技術を身につけた先生もまさに…というかんじですね。パソコンに振り回されずに上手いこと道具として使える教員になりたいと思います。