トンガ諸島の海底火山で起きた大規模噴火による潮位の変化の影響で未明から全国各地に津波注意報、警報が出されていました。防災アプリでも数時間おきに津波情報が入っていました。２０１１年３月の東日本大震災を受けて国民の津波に対する意識が高まっており、沿岸部の方を含めて多くの人が避難行動をとられていた様子が放映されていました。警報や注意報が１４：００にすべて解除されました。今回のような津波発生のメカニズムは発生事例がなく予測が非常に難しいそうです。
津波注意報で神奈川県 緊急速報メール、誤配信２０回 | カナロコ by 神奈川新聞 (kanaloco.jp)
さて、「楽器寄附ふるさと納税」というものを今回は話題にあげたいと思います。三重県いなべ市がスタートした取り組みですが、広がりを見せています。公式サイトの「楽器寄附ふるさと納税」の紹介を引用します（引用部は私が赤字にしました）。
楽器寄附ふるさと納税とは、全国に眠る使われなくなった不用楽器を、学校及び音楽団体等へ自治体を通じて寄附いただき、その寄附楽器の査定価格が税金控除される「ふるさと納税制度」を活用した新しい納税スタイルです。
現在時点で１９の自治体がこの方法でのふるさと納税のシステムを構築しています。ふるさと納税は税金対策の１つとなりますし、眠っている楽器はメンテナンスがされないとダメになっていきますから取り組みとしては良いものです。日本は吹奏楽大国ですから潜在的な楽器経験者は、かなりの数いると思われます。
この事業の素晴らしいところは、いわゆる返礼の１つになるのかもしれませんが、オンライン演奏会という企画を立ち上げています。支援を受けた学校の演奏を動画サイト上で鑑賞できるのです。寄附された楽器が活躍する様子を見れるのはいいことです。いくつか動画がアップロードされていますが「いなべ市立大安中学校」のサマーコンサートのリンクを以下に貼っておきます。サイトには部長さんのメッセージも掲載されています。支援者と吹奏楽の現場を結びつける良い場となっています。
