kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

20人のバンド

 活動制限がある中ですが、2022年に入って初の合奏練習でした。20人のバンドと新しい音楽を創っていくスタートの日です。合わせ練習をたくさんしたい気持ちを抑えながらもコロナ対応ということで合奏時間はできるだけ短くしなければなりません。

 まずは一人ひとりの音を鍛えていくことに・・・。管楽器の生徒を一人ずる奏法チェックをしました。約2ヶ月間、ゆっくりと基礎を見ていなかったので改めて音を見ていくと課題が山積していました。これでは合わせをしても良質なサウンドになっていきません。でも、不思議と前途多難なこのバンドをこれから育てていくことに対してはワクワク感しかありません。子どもたちのやる気を引き出しながら、適切な指導をしていく指導者の腕が試されます。

 合奏練習があまりできないからこそ、個人の技術をたたき上げていく冬にしたいところです。卒業生が顔を出してくれましたが、私立高校ということもあり各楽器に講師がいるとのことです。公立中学校だとそういうわけにはいかないので羨ましい限りです。私の指揮者としての能力も大したことないのですが、楽器のトレーナーとしての能力はもっと大したことがありません。自分でできないことは他の素晴らしい指導者の協力を得ながらやっていきたいと思います。

 さて、合奏では「ウォバッシュ地方の伝説」の前半部分を30分ほどやりました。今期の「綾瀬市中学校吹奏楽団」が演奏する曲です(私が指揮を担当する曲ではありません)。この曲は、今から30~40年くらい前に結構流行っていた曲です。コンクールなどでも演奏される機会が多かったようですね。作曲当時は私の生まれる前ですから、流行っていた当時のことは分からないのですが、音を出してみるとよく考えてつくられています。打楽器も大活躍なので演奏していてどんどん楽しくなってくる名曲といえるでしょう。

ウォバッシュ地方の伝説/ジャレド・スピアーズ 吹奏楽楽譜ならブレーン・オンライン・ショップ (brain-shop.net)

【ウィンズスコア】Wabash County Saga/ウォバッシュ地方の伝説 (winds-score.com)

youtu.be