kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

高校生との合同練習2021

 コロナ禍になる前は毎年のように高校との合同練習もしていたし、私が単独で指導に行く機会もこの時期は多かったのですが、新型コロナウイルスの影響でそれらも無くなっていました。

 今日は、かなり久々の遠征ということになります。今のメンバーからすると初となる大きな遠征となりました。蔓延防止等重点措置の中でしたが、受け入れてくれる高校側も色々と準備をしてくれました。感謝申し上げます。

 前日までの梅雨の空模様とは打って変わって炎天下の夏でした。暑い中、合同練習よく頑張りました。中学生からするとやはり高校生のレベルが高く刺激になります。その格上の相手に対してどこまで自分たちの実力が発揮できるか、いつもと違う場所で演奏することで自分たちのサウンドがどうなるのかを知る良い機会となりました。非日常へ繰り出すことは子どもたちの成長につながります。

f:id:kmd-windorchestra:20210710203559j:plain

夏の合同練習

 部活動の目的は人格形成という側面があります。今日一日の経験は吹奏楽部に所属しなければなかったものです。楽器を運ぶ、電車に乗る、知らない土地に行く、集団行動する、初対面の人と交流する・・・などなど。塾や予備校などの「お勉強」では学べないことを子どもたちは学んでいます。部活動を通して人間として成長するすれば大人になったときに幸せになるのです。テストの点数があがっても偏差値の高い学校に入っても幸せになるとは限りません。やっぱり部活動の教育的意義は大きなものがあります。