定期演奏会を行うことで保護者とのつながりも実感できます。写真やメッセージ、お祝いのお花、差し入れなどたくさんいただきました。部員を家から送り出してもらい、経済的にも支援してもらっています。そういった保護者の方々への感謝を示すには良い演奏をするのみです。定期演奏会は感謝を伝える機会にもなります。特に今年は演奏を披露する機会が少ないのでホールで演奏できて何よりです。
また、演奏会に来ていただいた教職員や地域の方から以下のような質問がありました。自分としては当たり前のことですが、一般的な視点からの質問に改めて答えます。
「全部の曲が頭に入っているのか?」
→ はい。入っています。曲を覚えるというより楽譜を勉強して頭に入れています。曲を覚えるというよりスコアとして頭に入っているので、この曲のここでは、このパートが何をしているというところまで概ね叩き込んでおります。それが指揮者です。自分で書いた曲も多いので頭には入れやすいというのはあります。
「人の動き、配置、それらをまとめたタイムテーブルがあるのか?」
→ ステージ配置図やパート配置。司会や演出、朗読などあらゆる人の動きは事前に仕込んでいます。分刻みの進行表もあって音響や照明、使用する付帯設備についても考えられています。
「曲を書けるのか?」
→ はい。自称、作編曲者です((笑))
「Tubaを吹きながら指揮をふる人を初めてみました」
→ はい。吹き振り自体はクラシック音楽の世界では珍しいことではありませんが、Tubaの吹き振りは・・・私自身見たことありません。言われてみれば珍しい光景なのかもしれません。65人の大編成バンドに対してメロディーパートを削らずにノーマイクで演奏してたのでどこまで音が通ったのか分かりません。音域も低いしあんまりお客様へは音が聴こえていないのではないかと思います。あくまで「演出」の1つです。特にポップスへのこだわりは人一倍強い指揮者です。
ノリのよいポップスといえば、私の誕生日に発売される素晴らしいものを発見しました。
究極の吹奏楽~FUNKY植田薫&武商吹部 編《3月3日発売予定!予約受付中!》 | 商品詳細 (gakufu.co.jp)
日本一ファンキーな吹奏楽指導者の植田先生のアルバムが発売されるそうです。植田先生のアレンジも出版されます。植田先生の講習会に参加したこともあるし、前の学校では何度か植田先生のアレンジ作を演奏して盛り上がりました。直接、連絡をとらせてもらったこともあります。同じ国語科ということで勝手に親近感を持っています。