kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

ウイルスの脅威と演奏会

 連日、新型コロナウイルスの報道がされています。数年後には「2020年ってコロナウイルスで騒いだよね」ってなるんだと思いますが、今の段階では先が見通せていません。感染経路がもはや分からない状態にあるので学校現場での流行も時間の問題かもしれません。

 3月といえば、ここらでは定期演奏会シーズンです。不特定多数の集まるイベントの中止や延期が出てきているので吹奏楽界も例外ではなくなってきてます。近隣の市や地区では、すでに吹奏楽フェスティバルや合同演奏会の中止が決定しています。最新の情報を正確に入手して冷静な判断が求められます。行き過ぎた自粛ムードやパニックは東日本大震災の反省から学ばなければなりません。人命や感染予防が最重要項目となります。ただ、音楽をやるものとして本番があるというのはモチベーションの1つになります。それが奪われるのは悲しいことです。3月に定期演奏会を予定していた学校は3年生の引退の舞台となるわけです。どんな形であれ、門出の舞台が完全になくなってしまわないことを祈るのみです。

 不要不急の外出を控えるように・・・となればすることは1つです。

曲を生み出すのみです。今は、朝日作曲賞に応募するオリジナル作品を書いています。友人の作曲家が今回の朝日作曲賞に応募すると聞いたので自分も出してみようと今月の頭に思い立ったわけです。過去に2度マーチで応募していますが、2回とも1次選考で落選しています。今回は、マーチ以外のオリジナル曲で応募します。

 普段、2管編成の小編成か1管編成の超小編成しか書かないから3rdまである楽譜は逆に新鮮です。指揮者としても最近は標準編成のスコアを広げていません。普段はトランペットの高音や木管楽器の連符も普段なら避けて書きますが、今回は要所要所に織り込んでいます。

 3部形式のオリジナル曲ですが、選考が終わり落選通知が来たら改めてここで紹介させてもらいたいと思います。