午前は授業、午後は三者面談です。職員室でも同僚の先生と話していたのですが、担任のアドバイスや話の持って生き方で生徒の人生の分岐点が決まる場合があります。選択のするのはもちろん最後は本人ですが、教職員の影響というものは大きいものです。責任の重さを感じます。私の場合、クラスや部活動で関わる生徒や保護者、学校の同僚や上司などには良い人ばかりです。大変なことや苦労することもたくさんありますが、仕事の上で関わる人たちは良い人ばかりなので助けられています。面談で保護者の方とお話して改めて感じました。
今は当たり前のように毎日接している生徒や同僚の先生も基本的には１年単位で環境が変わります。この良き人間関係も環境が変わってしまえば、関わりが薄くなっていきます。卒業や異動がきっかけで二度と会うことがない人も当然のことながらたくさんいるわけです。良い人に囲まれて幸せ者ですけど、人生という長いスパンで見たら一緒にいることのできる時間はあっという間です。
９年前に書いた金管アンサンブル曲に「君との今が思い出になる前に伝えておきたい３つの想い」というものがあります。
前も同じようなことを考えていました。結局、自分の思考はそんなに変わらないものです。幸せを感じれば感じるほど切なさもどこかで感じてしまいます。この切なさや心の穴の正体は本当は自分ではわかっているのですが…。切ない新曲ができそうな予感。
さて、明日は高校生と一緒に吹奏楽です。日曜日は中学生のホール練習のお手伝い。吹奏楽三昧な土日です。これも幸せ。尋常じゃない暑さが今年もやってきましたので熱中症対策しながら頑張ります。
