kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

吹奏楽ゼミナール 2023①

 今日からJBA第41回吹奏楽ゼミナールが開講です。全国各地から100人弱でしょうか。吹奏楽指導者が名古屋音楽大学に集結しました。豪華講師陣のもとで3日間の勉強会です。私は中級コースで勉強させてもらっています。

 ますは、名古屋音楽大学の学生をモデルバンドとしたリハーサルクリニック。汐澤先生が指揮をされました。もはや汐澤先生は生きる伝説と言えるのではないでしょうか。指揮台から数メートルのところで息遣いや声かけを目の当たりにしての勉強は貴重な経験です。曲は序曲「バラの謝肉祭」でした。その後は同じ曲を使って8名の受講生が指揮のレッスンを受けます。通しを中心にやっていたので汐澤先生からのコメントはあまり多くありませんでしたが、途中で先生に指揮が変わるとサウンドが全然違うわけです。最後にはJBAの井上副会長が代表して質問を投げかけてくださいました。左手の使い方は「自然とついてくるもの」だそうです。自分の中に音楽(歌)があることが大事だと教えてくださいました。

 そのあとはコードネーム講座。コードの基本から確認しました。こちらのバラの謝肉祭を題材にしていましたが、最後に楽譜からコードを読みよる課題がありました。こういうの出されるとドキドキしてしまうのですが、無事に全問正解でした。一応、作編曲をかじっていますので・・・ほっとしました(笑)

 さらにそのあとは選択制の講座でした。「ハラスメント講座」を選択しました。愛知県吹奏楽連盟理事長の斎藤先生が講師でした。吹奏楽指導の現場において発生しがちなハラスメントを挙げてくださいました。自分が現役時代に当たり前だった指導方法が今ではハラスメントにあたってしまう・・・。昭和型指導法は令和時代には通用しないということ確認しました。後半は、受講生の現場の声を拾いながら一緒に考えていくスタイルでした。井上副会長もトークに入ってくださいまして和やかな雰囲気で自己理解を深めていきました。

 

 明日は、ホルストの楽曲を使った指揮法講座があります。私も受講予定。さらには、これまた生きる伝説の秋山先生の講座があります。明日も頑張って色々吸収したいと思います。