kmd-windorchestra’s diary

吹奏楽指導者(JBA会員)、作編曲者、中学校教諭のブログ(吹奏楽指導、作編曲依頼はメールでご相談を)

吹奏楽ゼミナール2023②

昨日の夜、更新できてませんでした。

 

 今日は、吹奏楽ゼミナール2日目。なんといっても今日は指揮の受講がありましたのでドキドキでした。一人当たり10分という短い時間でしたが、名古屋音楽大学のモデルバンドを実際に指揮して川本先生からアドバイスをいただけます。素晴らしいモデルバンドなので指揮の通りに演奏してくれます。こちらに迷いがあったり、振り間違えがあると演奏が成り立たなくなります。ホルストの第2組曲から好きな楽章を選んでレッスンを受けることができます。わりと1楽章、2楽章を選ぶ方が多かったのですが、私はチャレンジ精神で難しい3楽章を選択しました。楽章で言えば4楽章のダーガソンの幻想曲が1番好きなのですが、ぐっと堪えて3楽章「鍛冶屋の歌」を選択しました。3楽章は裏拍から始まるし、変拍子ばかりなので緊張しましたが良い経験になりました。

 その後は秋山先生のバンドトレーニング法でした。その昔、洗足学園音楽大学吹奏楽ゼミナールをやっていたころの内容の復刻となります。当時の模様はDVD教材にもなっています。楽器の良い音が出せるようになる指導法は私に弱いところでもあります。1番最後の選択制講座も含めて今日、教わった内容は早速年明けの新体制の吹奏楽部で取り組んでみたいものばかりでした。

 また今回はメトセラでお馴染みに田中先生によるスコアの読み方、書き方講座もありました。作曲者として、指揮者としてアナリーゼが変化するというお話が興味深かったです。「星条旗よ永遠なれ」を題材にスコアの見方を学びました。途中でFdurに書き換えるという作業が面白かったです。こればっかりは移調に慣れていないと厳しいかもしれません。Finaleを使えば、数秒でできてしまう作業ですが久々に紙と鉛筆で楽譜を書きました。丁寧に書いていませんが、周りの受講生よりは早く書きあげられたと思います。一応、作編曲をかじっていますので・・・(笑)

 

 1日目より冬の寒さが厳しくなっていたので、講座後はホテルで大人しくしていました。使っているホテルが講師陣と同じなんです…。朝食会場で先生方にお会いするのもまた不思議なご縁ということで。